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【アリ殺虫剤おすすめ10選】選び方 スプレー 粉

アリ殺虫剤のおすすめ10選!種類や選び方

アリの退治に効果的な殺虫剤をお探しではありませんか?

春から夏にかけてはアリの活動がとくに活発になり、家に侵入されて被害が出ることもあります。

アリには市販の殺虫剤が効きますが、駆除の効果を実感するにはアリの種類や状況に合わせて殺虫剤を選ぶことも大切です。

そこで今回は、アリ殺虫剤の種類や選び方、おすすめの殺虫剤をご紹介したいと思います。

アリ殺虫剤を選ぶ前に知っておきたいことを紹介

アリ殺虫剤を選ぶ前に知っておきたいことを紹介

アリが家の中にたくさん入り込んでいる状況は、見るだけでも不快という人が多いかもしれません。

すぐに退治したり追い出すために、手元にある殺虫剤を使いたくなりますが、アリの駆除をする場合はあらかじめ『アリの種類』や『駆除方法』を確認しておくことをおすすめいたします。

そこでまずは、アリ殺虫剤を選ぶ前に知っておくとよいことについてご紹介したいと思います。

殺虫剤で退治したいアリは『クロアリ』?『シロアリ』?

殺虫剤で退治したいアリは『クロアリ』?『シロアリ』?

一口に『アリ』といっても、その種類はさまざまです。

日本で建物に侵入するアリには『クロアリ』のほかに『シロアリ』もおり、シロアリとクロアリではそれぞれ駆除方法や効果的な殺虫剤が異なります。

そのため、まずは『駆除したいアリの種類』を確認してから、アリの種類に合わせて殺虫剤を選びましょう。

アリの見分け方や、シロアリだった場合の駆除方法については下記のページでご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>>シロアリの見分け方!種類や駆除・予防方法は?

アリの被害について

アリ(クロアリ)は家の中の食べ物を食害するだけではなく、噛みつかれる被害があったり、大量に発生することから『不快害虫』としてみられることもあります。

また、イエヒメアリなど一部のアリは建物の中に巣を作ることがあるため、とくに『建物の中でアリが発生している』のを見た場合は早めに対処しておくと安心です。

危険な『外来種のアリ』が発生したときの対処法

危険な『外来種のアリ』が発生したときの対処法

近年では、本来は日本に生息していなかった『外来種』のアリが侵入したことによる被害が見られ始めています。

とくに目立つのは『ヒアリ』『アルゼンチンアリ』の2種類ですが、下記にそれぞれの特徴をご紹介したいと思います。

種類 特徴
ヒアリ

赤茶色の、光沢がある体。腹部は少し暗い色。

体長は約2.5~6mm。触覚の先端がふくらんでいる。

腹部に毒針を持っており、刺されると強い痛みやアナフィラキシーショックを起こすことがある

アルゼンチンアリ

体長約2.5mm。日本のアリに比べると細長く、触覚が長い。体色はツヤの弱い褐色。

繁殖力・攻撃性が非常に高く、在来アリなど生態系への被害を与える。農作物への食害も行う

外来種のアリは攻撃性が強く毒を持つ種類もいますが、殺虫剤への耐性はそれほど高くないため、日本で売っている殺虫剤でも駆除できます。

本当に効果があるか不安なときは、パッケージやラベルの『対象害虫』などの欄にヒアリ・アルゼンチンアリが入っているかを確認しておくといいでしょう。

外来種のアリを見つけたら『行政機関に連絡』

自治体や環境省などの行政機関では、外来種のアリの被害を防ぐための防除を実施しています。

外来種のアリを発見・駆除した場合や、自力での駆除が難しい場合は『地方環境事務所』に連絡・相談を行いましょう。

参考:環境省|地方環境事務所

アリ殺虫剤の種類・選び方

アリ殺虫剤の種類・選び方

市販のアリ用殺虫剤は、おもに下記の5種類があります。

また、アリ用殺虫剤の場合、『屋外用・室内用』でも種類が異なる場合があります。

それぞれ特徴や効果的な状況などが異なるので、殺虫剤の種類を選ぶときの参考にしてみてください。

ここからは、アリ用殺虫剤に種類と選び方についてご紹介したいと思います。

『スプレータイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

『スプレータイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

スプレータイプのアリ殺虫剤は、ハエやカ・ゴキブリ用殺虫剤と同じように、アリに直接殺虫成分をスプレーして退治する種類です。『エアゾール系』と呼ばれることもあります。

スプレータイプは即効性が特徴で、すぐに使える・殺虫成分がかかったアリはその場で動きを止めて退治できる、などの効果が期待できます。また、屋外・室内どちらでも使用可能です。

殺虫剤の種類によっては、スプレーがかかった場所にアリが寄り付きにくくなる『忌避効果』を含むものもあります。網戸や窓際など、アリの侵入口になる場所に定期的にスプレーしておくと、室内への侵入対策に効果的です。

スプレータイプのアリ殺虫剤を使うときの注意点

スプレータイプのアリ殺虫剤を室内で使用する場合は、ペットや小さな子供がいる部屋での使用は避けましょう。

屋外で使用する場合は、植物や池で飼っている魚などにスプレーがかからないよう注意する必要があります。

『液体タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

『液体タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

液体タイプの殺虫剤は、『アリの巣を丸ごと退治』するときに効果的な種類です。

使い方は、屋外で餌にたかっている、行列を作っているような『複数のアリ』に殺虫剤をかけるだけです。

すると、殺虫剤がかかったアリが巣にいるほかのアリに触れたときに殺虫成分が移り、連鎖反応で巣にいるアリも退治する、という仕組みで大量のアリを退治します。

また、巣の場所がわかっているときは、巣穴に直接殺虫剤を流し込む方法も効果的です。

液体タイプは『水性』で、植物に影響を与えにくい殺虫剤です。そのため、『庭木や庭木付近のアリを退治したい』などの場合は液体タイプを使った駆除方法がおすすめです。

『ベイト剤タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

『ベイト剤タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

ベイト剤タイプのアリ殺虫剤は、毒が入った餌(ベイト剤)をアリに食べさせて駆除を行います。

毒に即効性はないので、アリがベイト剤を食べてから巣に持ち帰ることで、巣を丸ごと駆除できる可能性も期待できます。

ベイト剤はアリの好きな食べ物や臭いのするものを使っており、設置するとアリのほうからおびき寄せられるので、『アリがどこから来たのかわからない』ときはベイト剤を設置すると効果的です。

室内・屋外両方で使用できますが、屋外に設置すると雨天で流れたり、日光でベイト剤が固まってしまうことがあるため、天候の状況に合わせてこまめに様子を見たり、必要に応じて交換しておきましょう。

アリ用ベイト剤で効果的に退治する『設置場所』と『設置する時期』

アリの通り道がわかっているときは、通り道の途中や付近に置いておくといいでしょう。

アリを捕まえて無理やりベイト剤に持って行こうとすると警戒されて効果が薄くなるため、設置した後は何もせず遠くから様子を見る程度にしましょう。

ベイト剤を設置する時期は、アリの活動が活発になる春~夏頃を選ぶと効果的です。

『粉末タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

『粉末タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

粉末タイプは屋外用の殺虫剤で、おもに『アリを家の中に入れない』目的で使用します。粉末より粒が大きい、顆粒タイプの殺虫剤もあります。

家の周囲に粉末をまいておくと、アリの侵入をブロックする効果が期待できます。

予防だけではなく退治にも利用可能で、直接粉末をかけたり、粉末の上をアリが通るだけでも殺虫成分が効果を発揮します。

『くん煙タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

『くん煙タイプ』のアリ殺虫剤の特徴と効果的な使い方

くん煙タイプは、殺虫成分を煙や霧状にして室内全体に散布する方法で退治する殺虫剤です。

アリの侵入箇所がわからなかったり、部屋中のアリを丸ごと退治したいときはくん煙タイプを使うと効果的です。

ただし、煙や霧が火災報知器にかかると誤作動の原因になるため、使用中は付属のカバーをかけておくなどの対策を行っておきましょう。

アリ殺虫剤のおすすめ10種類を紹介

アリ殺虫剤のおすすめ10種類を紹介

アリを退治する殺虫剤は、駆除する場所や状況によって種類を選ぶとより効果的です。

また、アリの発生を根本的に対策するためには『巣を退治する』ことが重要になります。

アリが大量に入ってきているときは近くに巣がある可能性も考えられるため、『巣の駆除』に使えるかどうかもチェックしてみるといいでしょう。

ここからは、アリ用殺虫剤のおすすめを10種類ご紹介したいと思います。

アース アリアースW

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

スプレータイプのアリ用殺虫剤です。

即効性の高い『ピレスロイド系』の成分が入った殺虫剤で、スプレーした場所には約1日、アリの侵入を防止する効果も残ります。

付属の細長いノズルは、狭いすき間や畳、巣穴に向かってスプレーするときに効果的です。

フマキラー 冷凍ジェット

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

殺虫成分ではなく、冷却剤で凍らせて退治するタイプの殺虫スプレーです。

殺虫剤が入っていないので、ペットや小さな子供がいるご家庭でも使いやすくなっています(スプレーがかからないように注意)。

凍結させて退治する場合は『スプレーをしっかりかけて動きを止める』必要があるため、アリのように的が小さい場合はノズルがなく広範囲にスプレーできるタイプがおすすめです。

アリフマキラー

スプレータイプのアリ用殺虫剤です。

殺虫成分と冷却剤が入っており、『冷却剤で動きを止めつつ、殺虫成分で退治する』ことによる速効性も期待できます。

忌避成分も含まれていて、効果は1週間程度が目安です。

アース スーパーアリの巣コロリ

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

アリに食べさせて退治する、ベイト剤タイプの殺虫剤です。

アリは種類によって食性が異なる(雑食性・吸蜜性)ため、さまざまな種類のアリに対応できるよう『顆粒・ジェル』の2種類のベイト剤が用意されています。

アリの性質などによっては食いつきが悪いと感じることがありますが、その場合は設置場所や時間を変えてみると改善する可能性があります。

横浜植木 アリメツ

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

液体タイプのベイト剤です。糖蜜でできたベイト剤は小さなアリでも食べやすく、比較的高い誘因効果が期待できます。

ベイト剤を入れる容器が付属してありますが、段差があって入りにくかったり警戒されることもあるようなので、食いつきが悪いときは『アルミホイルの上に垂らす』などの方法を試してみましょう。

KINCHO コンバット アリ用

屋外・室内の両方に設置できる、ベイト剤タイプの殺虫剤です。

このベイト剤は『半練りタイプ』になっていることが特徴で、ベイト剤の器をひっくり返したり、雨が入ってもこぼれたり流れる心配がないという利点があります。

また、固定テープを貼り付けて壁など垂直な面にも設置することができます。

フマキラー カダン アリ用殺虫剤

液体タイプのアリ用殺虫剤です。パッケージの記載の通り、ヒアリやアルゼンチンアリの退治にも使用できます。

容器の口がシャワー状になっているため、広範囲に散布しやすくなっています。

液剤に触れたアリに効果を発揮するので、アリの姿が見えなくても『アリが通ったことのある芝生にまいておく』などの方法で退治できる可能性があります。

虫コロリアース 粉剤

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

粉末タイプは『家の外周に沿って散布する』など大量にまくことが必要になる場合があるため、容量が大きめのものを用意しておくと安心できると思います。

ムカデやシロアリなどアリ以外の害虫の侵入防止にも使えるので、『いろいろな虫が入ってきて困っている』ときにもおすすめの殺虫剤です。

アースレッド イヤな虫用

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

くん煙剤タイプの殺虫剤です。アリをはじめとして、ムカデ、クモ、チャタテムシなどが適用害虫に含まれています。

ただし、ゴキブリには適用されていないので、ゴキブリの駆除も同時にやりたい場合は別のくん煙剤も用意する必要があります。

くん煙タイプは製品によって適用する部屋の広さが異なるため、購入する前に『何畳用か』を確認しておきましょう。

フマキラー シロアリジェットプロ

家に侵入したアリがシロアリだった場合は、シロアリ用の殺虫剤を用意しましょう。

シロアリ用殺虫剤は忌避効果が長期間続くものが多く、再発生を予防するのに効果的です。

しかし、建物に巣を作られていた場合は市販の殺虫剤だけでは退治が難しいことがあるため、より本格的な方法で駆除を行うことも検討しましょう。

>>>シロアリに殺虫剤はダメといわれる理由とは?~効果的な対策グッズ~

アリを家や庭に入れさせない『予防策』を紹介

家の中庭に侵入したアリは殺虫剤で退治する方法が効果的ですが、なるべく『最初からアリを侵入させない』ほうが理想的だと思います。

アリを発生させないための対策で大切なことは、『アリの侵入口をつくらない』『アリを誘引させるものを置かない』などです。具体的な予防方法は、下記を参考にしてみてください。

  • 【アリの予防方法(一例)】
  • 食材や砂糖などの調味料は密閉して保管
  • キッチンやダイニングは清潔にし、ジュースの飲み残しなどを放置しない
  • 生ごみを入れるゴミ箱をふた付きにする
  • 窓や壁のすき間を補修する

アリ殺虫剤のおすすめ10選まとめ

今回は、アリ殺虫剤のおすすめ・種類や選び方についてご紹介させていただきました。

アリの殺虫剤はクロアリ用・シロアリ用で種類が異なるので、まずはアリの種類を確認してみましょう。

殺虫剤の種類は『即効性』『巣ごと退治』など目的別に選ぶとより効果的です。今回ご紹介した内容も参考にしながら、自分の状況に合ったものを選んでみましょう。