トイレカバーの選び方を探していませんか?
トイレの雰囲気を明るくしたり便器を保護する効果がある、トイレカバーの設置を考えたときに種類が多すぎて迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
特に初めてトイレカバーを購入するとき、取り付けられる種類や大きさを間違えてしまうと無駄になってしまうので注意が必要です。
そこで今回は、トイレカバーのおすすめと種類や選び方をご紹介したいと思います。
トイレカバーの選び方
トイレカバーは製品によって対応している便器が異なる場合があります。間違った種類を購入するとサイズが合わなくて取り付けられないということもあるため、事前に確認しておくことがおすすめです。
ここでは、トイレカバーの選び方をご紹介します。
トイレカバーを選ぶ前にフタ・便座の形状をチェック
トイレのフタや便座の形状は、ぱっと見一緒に見えることもありますが実は違います。トイレカバーを選ぶときはフタや便座の形に合わせて購入する必要があるため、事前に確認しておくとスムーズです。
ここでは、フタと便座それぞれの形状をご紹介します。
トイレのフタの形状2種類
トイレのフタの形状は下記の2種類があります。
【トイレのフタの形状】
形状 | 特徴 |
---|---|
普通型 |
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洗浄・暖房型 |
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温水洗浄や暖房機能の有無によって見分けることができます。ただし最近は便器の形状がさまざまなので、カバーのサイズによっては取り付けられないこともあります。
形状やサイズが合うかどうか心配な場合は、どちらの便器にも取り付けられる汎用タイプを購入しておくと安心です。
また、カバーの概要をしっかり読み、取り付けたい場所の便器に対応しているかを確認しておくと失敗を防ぐことができます。
トイレの便座の形状3種類
トイレの便座の形状は、下記の3種類があります。
【トイレの便座の形状】
形状 | 特徴 |
---|---|
O型 |
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U型 |
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洗浄・暖房型 |
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トイレカバーの取付方法をチェック
トイレカバーは取付方法もさまざまです。取り付けやすさや手入れのしやすさなど、自分のこだわりに合わせたものを見つけてみてはいかがでしょうか。
ここでは、フタ・便座それぞれの取付方法をご紹介します。
フタカバーの取付方法
トイレのフタカバーの取付方法は、主に下記の3種類があります。
【トイレフタカバーの取付方法】
- フック付きのカバー
- ゴム入りのカバー
- 吸盤・吸着シート付きのカバー
フック付きのカバーはしっかり固定することができるので、ズレて何度も付け直すのが面倒な方におすすめです。
ゴム付きのカバーはフタにサッとかぶせるだけなので、簡単に取り付けることができます。ただしゴムが伸びてくると、ズレてしまうというデメリットもあります。
また、最近では吸盤や吸着シートで貼り付けるタイプも販売されています。より楽に取り付け・取り外しができるので、手入れを行いやすいというメリットがあります。
しかし吸着シートの場合は何度も着脱を繰り返すと粘着力が弱まってはがれてくることがあるので、できるだけズレを防ぎたい方はフック付きを選ぶといいでしょう。
便座カバーの取付方法
便座カバーの取付方法は下記の4つがあります。便座の形状によっては、取り付けられないタイプもあるのでそれぞれ確認しましょう。
【便座カバー取付方法】
取付方法 | 特徴と対応している便器 |
---|---|
便座シートタイプ |
【対応している便器】
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フック付きタイプ |
【対応している便器】
|
ボタン付きタイプ |
【対応している便器】
|
かぶせるタイプ |
【対応している便器】
|
便座シートタイプは基本的にどの形状の便座でも取り付けができるため、取り付けできるカバーを選ぶのが面倒に感じる方はシートタイプがおすすめです。
一方でフック付きやボタン付きのカバーはしっかり固定できるので、座ってもズレにくいという点が魅力です。ただし他の取り付け方法に比べると少々難しく感じる方もいらっしゃるので、簡単に取り付けたいという方は他のタイプを選ぶといいでしょう。
U型の便器の場合はかぶせるタイプのカバーもあります。簡単に取り付け・取り外しができるので、定期的なお手入れが行いやすい点がメリットです。
トイレカバーの機能性をチェック
トイレカバーは製品によって、下記のような機能がついているものがあります。
【トイレカバーの機能】
- 防臭効果
- 抗菌効果
- 速乾性
- クッション性
トイレの気になるにおいを防ぎたい方におすすめなのが、防臭・抗菌効果があるトイレカバーです。製品によっては洗濯を繰り返すうちに効果が減ってしまうこともあるので、持続性も確認しておくことがおすすめです。
速乾性の高さも確認しておくと、洗ったあとになかなか乾かないといったわずらわしさを軽減することができます。
またクッション性の高い便座カバーは、冬の冷たい便座を暖かく保ってくれます。暖房を使用する必要がなくなるので節電対策にもぴったりです。
お手入れ可能かどうかも確認
トイレカバーはお手入れをしていないと汚れや雑菌によってにおいが発生することもあり、衛生的によくありません。
トイレの使用頻度が少ない場合は月に1度、頻繁に使用する場合は週に1度を目安にお手入れをすることがおすすめです。
ただし素材や取付方法によっては水洗いができないこともあるため、事前に洗濯表示を確認しておきましょう。
水洗い不可で手入れができない場合は、定期的な交換を行うことがおすすめです。
トイレカバーを付けるメリット・デメリット
トイレカバーを付けるかどうか迷ってしまう方のために、ここではトイレカバーを付けるメリットとデメリットをご紹介します。
トイレカバーを付けるメリット
トイレカバーを付けるメリットをご紹介します。
【トイレカバーを付けるメリット】
- フタや便座の保護ができる
- 節電効果が高まる
- トイレの雰囲気をおしゃれにできる
カバーの汚れは比較的落ちやすい上に汚れたら定期的に交換すればきれいに保つことができますが、便器本体に汚れがついてしまうと簡単には落ちないこともあります。
傷や汚れをあらかじめ防ぎたいという方は、カバーを付けておくことがおすすめです。
また冬場は便器が冷えてしまうため便座の暖房機能を使用している方もいらっしゃると思いますが、カバーを付ければ暖房がなくても暖かいため節電効果も高めることができます。
さらにトイレカバーを付けることでトイレがおしゃれな空間になります。好みのデザインを取り入れることで、居心地の良さを高めてみてはいかがでしょうか。
トイレカバーを付けるデメリット
トイレカバーを購入する前にデメリットも確認しておきましょう。
【トイレカバーのデメリット】
- 掃除が面倒
- 定期的なお手入れが必要
便器本体を掃除するときにその都度カバーを取り外す必要があるため、面倒に感じてしまう方もいらっしゃると思います。
カバーを付けたまま掃除するとなると隙間などが思うようにきれいにできず、汚れがたまりやすくなる点もデメリットです。
また、カバーのお手入れを怠っていると雑菌が繁殖しやすくなるため、定期的に洗濯する必要があります。なかなか洗う時間が取れない方は、抗菌素材を使用したタイプを使用してみてはいかがでしょうか。
トイレカバーの設置方法
トイレカバーはタイプによって取付方法が異なるため、あらかじめ確認しておくと購入してからのギャップを少なくできると思います。
製品によって細かい取り付け方は違うので、ここでご紹介する方法はあくまで一例となりますがぜひ参考にしてみてください。
トイレのフタカバーの取付方法
ここでは、トイレのフタカバーの取付方法3種類をそれぞれご紹介します。
※ご紹介している取付方法はあくまで一例となります。詳細は製品の取扱説明書をご覧ください。
フック付きのカバー
ここでは、フック付きのカバーの取付方法をご紹介します。
- 1.フタを閉めたままの状態で、フタの設置部分の隙間からフックを内側に通す。
- 2.フタを開けて通したフックを、カバーについたもう1本のフックに引っ掛ける。
- 3.カバーの手前を引っ張り、フタにかぶせて形を整える。
ゴム入りのカバー
ここでは、ゴム入りのカバーの取付方法をご紹介します。
- 1.フタを開けた状態で、前面にカバーをかぶせる。
- 2.カバーを下に引っ張り、フタ全体にかぶせる。
吸盤・吸着シート付きのカバー
ここでは、吸盤・吸着シート付きのカバーの取付方法をご紹介します。
- 1.便座についた汚れを、トイレクリーナーシートなどで拭き取る。
- 2.吸着シートの保護フィルムをはがす。
- 3.トイレのフタ奥側のふちに合わせて、吸着シート(吸盤)を貼り付ける。
- 4.カバーを引っ張ってトイレのフタ前面に引っ掛けて、形を整える。
トイレの便座カバーの取付方法
ここでは、トイレのフタカバーの取付方法3種類をそれぞれご紹介します。
※ご紹介している取付方法はあくまで一例となります。詳細は製品の取扱説明書をご覧ください。
フック・ボタン付きの便座カバー
ここでは、フック・ボタン付きの便座カバーの取付方法をご紹介します。
- 1.便座を上にあげた状態でカバーをかぶせる。
- 2.ボタンを上から順に止めていく。(※掛け違わないように注意)
- 3.端についているフックを引っ掛ける。
シートタイプの便座カバー
ここでは、シートタイプの便座カバーの取付方法をご紹介します。
- 1.トイレクリーナーシートなどで便座をきれいに掃除する。
- 2.便座シートの裏についている保護シートをはがす。
- 3.便座の端に合わせて貼り付けていく。
- 4.サイズが合わないときは、はみ出た部分をハサミでカットする。
かぶせる便座カバー
ここでは、かぶせるタイプの便座カバーの取付方法をご紹介します。
- 1.便座カバーの片側を半分くらいまで便座に通す。
- 2.便座カバーの反対側を半分くらいまで便座に通す。
- 3.真ん中を持って便座全面にかぶせる。
- 4.便座を立て、下のボタンを止める。
おすすめのトイレフタカバー
トイレのフタカバーを購入するときは、トイレの形状やサイズをよく確認するようにしましょう。
センコー となりのトトロ
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
かわいらしいトトロのデザインのトイレカバーです。ゴムタイプなのでかぶせるだけで簡単に取り付けることができます。
毛足が長くふわふわで温かみのあるデザインなので、トイレが癒しの空間になります。洗浄・暖房付き便座への取り付けは、別タイプの購入が必要です。
オカ 乾度良好Dナチュレ
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
シンプルなデザインが魅力の、吸着シートタイプのトイレカバーです。速乾性に優れているため、お手入れした後になかなか乾かないというストレスがかからないのがうれしいポイントです。
繊維に銀イオンを練りこんであるため、抗菌・防臭効果があります。衛生的にトイレカバーの設置をためらう方でも取り入れやすくなっています。
セシール トイレふたカバー
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
フックで固定するためズレにくいトイレカバーです。ピーチオレンジのカラーはトイレを明るい雰囲気にすることもできます。
洗濯ネットに入れれば丸ごと洗濯ができるので、お手入れも楽ちんです。機能性・デザイン性どちらもこだわりたい方におすすめです。
オカ トイレフタカバー
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
どの形状のトイレにも取り付けできる汎用タイプのトイレカバーです。吸着シートで取り付けるためひもやフックがなく、すっきりした見た目が特徴です。
手書きのイラストをモチーフにしたデザインで、トイレに入るたびに癒されます。トイレカバーの中でも低価格なので、気軽に取り入れることができます。
オカ ラフィーナ
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
職人によって丁寧に織られたワンランク上のトイレカバーです。ウィルトン織りで表現された繊細なデザインは高級感があり、トイレをより贅沢な空間に仕上げることができます。
抗菌防臭加工がしてあるため、気になるにおい対策もバッチリ行うことが可能です。
おすすめのトイレ便座カバー
トイレの便座カバーを購入する前に、トイレの形状やサイズをよく確認するようにしましょう。
SALLOUS 便座カバー 三色セット
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
どんな形状の便器にも取り付けできる吸着タイプの便座シートです。便座にしっかり吸い込まれる素材を使用しているため、シート特有のズレを軽減することができます。
厚すぎず薄すぎない6㎜の厚さで、年中ストレスなく使用することができます。ふわふわの長めの毛を使用しているので肌にもやさしい点が魅力です。
オカ 貼るピタ
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
トイレの形状を問わない貼るタイプの便座シートです。ハサミでカットできるので、便座の大きさに合わせることが可能です。
表面がサラサラの生地になっているので夏でも暑苦しくなく、1年中使用できます。洗濯して繰り返し使えるので、コスパ重視の方におすすめです。
オカ やわらか便座 U型
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
U型の便座に使用できるかぶせるタイプの便座カバーです。こちらはベージュですが、カラー展開が豊富なのでトイレの雰囲気に合わせて選ぶことができます。
密度の高い繊維を使用しているので、何度洗濯してもやわらかさが持続する点がうれしいポイントです。
オカ 乾度良好 Dナチュレ
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
ボタン・フックで固定するズレにくい便座カバーです。厚織りの伸びがいい素材を使用しているため、さまざまな形状のトイレに合わせることができます。
オカの乾度良好シリーズの製品で、洗濯をしても乾きやすい上に抗菌・防臭効果などの機能性にも優れています。
LEEFE 便座カバー
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
ボタン・フックタイプの便座カバーです。伸びがよく、特殊な形状のトイレでもしっかりフィットさせることができます。
厚手のふわふわな生地ですが蒸れにくい素材でできているため、夏でも快適に使用することが可能です。
トイレカバーのおすすめと種類や選び方
今回は、トイレカバーのおすすめと種類や選び方についてご紹介しました。
トイレカバーはトイレの形状によって取り付けできるものが異なるため、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
また、製品によっては丸洗い可能なタイプや速乾性に優れたタイプなど機能性が高いものも販売されているので、自分のこだわりに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。