バスマットの選び方を探していませんか?
毎日使うバスマットは、できるだけ使い勝手のいいものを購入したいと考えている方が多くいらっしゃると思います。
最近では珪藻土や化学繊維を使用した便利なタイプなども販売されているため、自分のこだわりに合わせて選んでみることもおすすめです。
そこで今回は、おすすめのバスマットと種類や選び方をご紹介したいと思います。
バスマットの素材は主に5種類!
バスマットの素材はコットンやリネンなどの天然素材を使用したものや、マイクロファイバーなどの化学繊維を使用したものが一般的でした。
しかし最近では珪藻土という速乾性に優れた素材のバスマットも販売されていて、選択肢が広がっています。
それぞれの素材の機能性や特徴を知っておくことで、使いやすいものを選ぶことができます。
そこでここでは、バスマットの素材とそれぞれの特徴をご紹介します。
コットン(綿)
天然素材を使用していて、肌にやさしいのがコットンを使用したバスマットです。赤ちゃんや肌が弱い方でも安心して使用することができます。
また吸水性が高いため濡れた足をのせてもべちゃっとせず、不快感が軽減されます。厚みも製品によってさまざまで夏は薄手のタイプ、冬は厚手のタイプと時期によって使い分けるとより使用感をアップさせることができます。
また衣服にも使用される素材なので、洗濯機で洗うことも可能です。手入れが楽に行えるのでいつでも清潔に保てるのも魅力の一つです。
リネン(麻)
植物の茎の繊維を使用した素材で耐久性があるのが、リネンを使用したバスマットです。洗濯機を使用しても型崩れしにくく、長持ちするバスマットをお探しの方におすすめです。
また、通気性や吸水性に優れているので肌にくっつく不快感を軽減することができます。速乾性もあり雑菌が発生しにくく、カビやすい浴室付近でも安心して使用することができます。
他の素材と比べて硬めでパキッとした素材なので、夏でも暑苦しくなく快適です。
珪藻土
最近人気が高まりつつある珪藻土のバスマットは、植物性プランクトン類の化石や珪藻穀の堆積物によってできた土を使用しています。
速乾性が高く、さらっとした使い心地が好みの方におすすめです。雑菌の繁殖を抑えカビが発生しにくいため、衛生的な点も魅力です。
洗濯は必要ありませんが、使用した後は日陰でしっかり乾燥させる必要があります。汚れてきたらやすりで擦れば簡単に汚れを落とすことができるので、お手入れの頻度次第では長く使い続けることが可能です。
珪藻土は日本製のものを選ぶ
珪藻土のバスマットを購入するときは、必ず生産国を確認するようにしましょう。外国製の珪藻土バスマットには『セメント』や『アスベスト』といった、人体に影響を及ぼす物質が含まれていることがあります。
ただし日本製のものが全て安全というわけではないので、原料や品質を厳しくチェックされたメーカーのものを選ぶのがおすすめです。
化学繊維
マイクロファイバーやポリエステル、アクリルといった化学繊維を使用したバスマットは、種類が多く自分のこだわりに合わせたものが選びやすいという魅力があります。
マイクロファイバー |
ポリエステル・ナイロンなどを原料とした細かい繊維
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ポリエステル |
石油を原料とした素材で価格が比較的リーズナブル
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アクリル |
合成繊維を使用した素材
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バスマットを選ぶときは機能性をチェック
バスマットは素材以外にも、機能性をチェックしておくことでより使いやすいものを選ぶことができます。
ここでは、バスマットの主な機能性についてご紹介したいと思います。
使用感を良くしたいなら吸水性・速乾性の高いバスマット
濡れた足を乗せたときにべたべたくっつくと不快感があるため、吸収性の高い素材を使用したバスマットがおすすめです。水を吸ったあともふわふわな肌触りを保てるものなら、より使用感がアップします。
また、家族みんなで使用するバスマットは速乾性の高いものを選ぶといいでしょう。珪藻土タイプなら、連続使用するときも不快感を軽減することができます。
ただ珪藻土は硬い素材のため、肌触りも重視したいという方はマイクロファイバーなどの化学繊維を使用したタイプがおすすめです。
保温性の高いものなら冬でも湯冷めしにくい
冬場は『お風呂から上がったあと足が冷えてしまって困る』という悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときは、保温効果のある素材を使用したバスマットがおすすめです。毛足の長いタイプや厚みのあるタイプ、アクリル製なら足元を暖かく保つことができます。
衛生面対策もバッチリな抗菌バスマット
中には抗菌加工が施されているバスマットも販売されています。湿度の高い浴室付近で使用するバスマットはカビの発生が心配になります。
抗菌加工がされているバスマットを使えば、カビの発生を抑えいつでも衛生的に使用することができます。
カビの発生を抑えるには『速乾性』の高いバスマットも効果的です。長時間濡れた状態が続くと雑菌が繁殖しやすくなるため、なるべく早く乾く素材を使用したタイプを選ぶと安心です。
ただ、抗菌加工タイプや速乾性のあるタイプだからといって、お手入れが必要ないというわけではありません。定期的にきちんとお手入れしましょう。
洗濯機が使えるかどうかも確認
いつでも清潔に保つためには定期的なお手入れが欠かせません。洗濯機で洗えるタイプなら、いつもの洗濯のついでにきれいにすることができるので楽ちんです。
安全に使用できるすべり止め付きバスマット
小さな子供やお年寄りがいるご家庭は、すべり止め付きのバスマットを使用することで、思わぬケガを防止することができます。
すべり止めはバスマットと別で販売しているものもあります。気に入ったバスマットにすべり止めがついていなかったときは、別売りタイプを合わせて使ってみてはいかがでしょうか。
ただしすべり止め付きのバスマットを長時間置いたままにしておくと、床がベタベタしてしまうこともあるようです。
使うときだけ床に置いて、必要ないときは収納しておくことがおすすめです。
おすすめのバスマット10選
ここからは、おすすめのバスマットをいくつかご紹介したいと思います。迷ってしまったときはぜひ参考にしてみてください。
オカ 乾度良好 Dナチュレ
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
オカ株式会社が独自開発した特殊構造繊維が使用されたバスマットです。吸水性が優れているため、家族で使用してもべたっとせずに快適です。
速乾性も高く冬の室内干しでもしっかり乾かすことができるので、いつでもお手入れしやすいという魅力があります。抗菌・防臭効果で衛生面でも安心です。
Umi 珪藻土バスマット
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
吸水力・吸水量に優れた珪藻土タイプのバスマットです。国際的検査機関SGSのアスベスト特定検査に合格しているので、安心して使用することができます。
珪藻土の細孔の働きによって消臭効果を発揮し、使用後のにおいや周囲のにおい成分を吸着・脱臭する効果もあります。
バスマット両面にすべり止め加工がされている上にすべり止めシートもセットになっているため、小さな子供やお年寄りのいるご家庭でも安全に使用することが可能です。
オーエ 瞬乾力 バスマット
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
バーミキュライト・消石灰・珪藻土・珪砂などの天然素材を使用したバスマットです。有害物質を使用していないため、安心して使用することができます。
珪藻土特有の触れた瞬間のぬちゃっと感を軽減し、いつでもサラサラな肌触りが魅力です。
またカビの発生を抑え、消臭効果もあるため気になるにおい対策もバッチリ行うことができます。
ブルーム 今治タオル レオン
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
日本を代表するタオルの産地今治独自の認定基準に合格した、高品質の素材を使用したバスマットです。今治タオルならではの耐久性と、やさしい肌触りが特徴となっています。
すべり止めがついていないため洗濯機でそのまま洗うことができ、お手入れも楽ちんです。いつでも清潔に保てます。
またホテルライクなシンプルデザインで、浴室を上品な雰囲気にすることができます。デザインと機能性を持ち合わせたバスマットをお探しの方におすすめです。
山崎産業 ふわもこセレブバスマット
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
ふわふわもこもこのマイクロファイバー繊維が特徴のバスマットです。極太の繊維がしっかり水分を吸収するのでべたつかず、いつでも快適に使用することができます。
抗菌機能が優れ、雑菌の繁殖を抑えることができます。バスマットをいつでも清潔に保つことができるため、機能性を重視したい方におすすめです。
オカ 乾度良好ピュール
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
アクリル100%の速乾性に優れたバスマットです。コットンの約2.5倍の速さで乾くため冬でもヒヤッとせず、足が冷えやすい方にもおすすめです。
抗菌・防臭加工がされているため、気になるにおいの発生も抑えることができます。洗濯機で丸洗いすればいつでも清潔に保てます。
また裏面はすべり止め加工がされているので、転倒対策もバッチリで安心です。
林 浴室足ふきマット エーゲ海コットン
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
トルコ製の高級な綿花を使用した、エーゲ海産コットンを使用したバスマットです。やわらかい肌触りなので、肌が弱い方でも安心して使用することができます。
また、薄手の生地ですが吸水性・耐久性があり、機能性も優れています。
カラー展開も豊富でシンプルなデザインなので、浴室の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
フォグリネンワーク マッサージバスマット
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
リネンを使用した吸水性・速乾性のあるバスマットです。リネン特有の程よい硬さの肌触りで、お風呂上りでも肌にくっつかず不快感を抑えることができます。夏でも暑苦しくなく、さらっと使用したい方におすすめです。
VANZAVANZU バスマット
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
ふわふわのマイクロファイバーを使用したバスマットです。毛足が長く厚みがあるため、足が冷えにくいというメリットがあります。
吸水性と速乾性に優れており、べたっと貼り付かず快適に使用することが可能です。
セシール バスマット
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
薄手で軽いアクリル100%のバスマットです。毛足が短めなので、ふわふわよりさらっとした使い心地をお探しの方におすすめです。
抗菌防臭効果があり、ネットに入れれば洗濯機で丸洗いができるので清潔に保つことができます。
バスマットのお手入れ方法も確認
吸水性や速乾性に優れたバスマットでもそのまま放置しておくと雑菌が繁殖してしまうこともあるため、定期的なお手入れがおすすめです。
ここでは、バスマットのお手入れ方法をご紹介します。
バスマットを使った後は必ず乾燥させる
速乾性に優れたバスマットでも、使った後にそのまま置きっぱなしにしておくと雑菌が繁殖し不衛生です。使い終わった後は必ず掛けて保管するようにしましょう。
最近では、バスマット乾燥用のすのこや突っ張り棒などが販売されています。引っ掛ける場所がなくて困っている方は、市販の便利グッズを取り入れてみてはいかがでしょうか。
洗濯機で丸洗いする前に洗濯表示を確認
洗濯機で丸洗いできるタイプも販売されていますが、全てが洗濯可能ではないので必ず洗濯表示を確認しましょう。
また、洗濯機で丸洗いできるタイプでも『洗濯ネットに入れる』『ドラム式洗濯機不可』『柔軟剤使用不可』『直射日光不可』などのいくつか条件がある場合もあります。取扱説明書に記載された方法に従って手入れを行いましょう。
バスマットの洗濯は週に1度を目安に行うことがおすすめです。洗濯が面倒に感じる方は、珪藻土などの頻繁に手入れが必要ないタイプのバスマットを選んでみてはいかがでしょうか。
珪藻土バスマットもお手入れは必要
頻繁に手入れが必要ないといわれている珪藻土のバスマットも、毎日使用していると汚れが気になってくるものです。
日頃のお手入れとしては使い終わったあと水分を拭き取って日陰で干しておく程度で十分ですが、表面に汚れがたまってきた場合はやすりやクレンザーを使用して掃除がおすすめです。
やすりはバスマットとセットになっているタイプもありますが、付属していないときは100均などで売っている目の細かいもので代用することができます。
水を吸わなくなってきた、汚れが目立ってきたという場合に手入れをすれば長持ちさせることが可能です。
バスマットのおすすめと種類や選び方まとめ
今回は、おすすめのバスマットと種類や選び方に付いてご紹介しました。
毎日使うバスマットはできるだけ使い勝手のいいものを選びたいと思います。デザインだけでなく、機能性やお手入れ頻度などを考慮したうえで購入することがおすすめです。
迷ってしまったときは今回ご紹介した選び方や、おすすめのバスマットを参考に選んでみてはいかがでしょうか。