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非常食のおすすめ15選!種類や選び方

非常食の選び方がわからなくてお困りではありませんか?

日本は自然災害が多いといわれており、近年発生した数々の災害などをきっかけに、防災の意識も高まってきています。

防災グッズではまず非常食を思い浮かべる人も多いと思いますが、実際にそろえようとしてみると、販売されている種類が多すぎてどれがいいのか迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は、非常食の種類や選び方、おすすめの非常食をご紹介したいと思います。

目次
  1. 非常食を備蓄するときに知っておきたいこと
  2. 非常食の選び方とは?保存期限以外にも注目したいポイントを紹介
  3. おすすめの非常食15種類を紹介
  4. 非常食のおすすめ15選まとめ

非常食を備蓄するときに知っておきたいこと

非常食を備蓄するときに知っておきたいこと

非常食は、『災害などで水・電気・ガスといったライフラインが止まった状況で、救援物資が届くまでの間』に必要な食糧です。

もしものときに大変な思いをしないように、ふだんから備蓄を行っておくと安心ですが、より効果的に備蓄をするためには『何がどれくらい必要なのか』を把握することも大切です。

そこでまずは、非常食を備蓄するときに知っておいたほうが良いことについてご紹介したいと思います。

非常食の備蓄は『最低でも人数分×3日間』を用意

非常食の備蓄は『最低でも人数分×3日間』を用意

非常食を用意する場合、まず『どれくらいの量を用意するか』を決めることになると思いますが、非常食・保存食は基本的に『最低でも、人数分を・3日間分』確保しておきましょう。

これは、救援物資が届くまでの時間や、水や電気などのライフラインが復旧する目安の日数が『3日間』と言われているためです。

たとえば4人家族で、1日3回食事をとることを想定した場合は『4人×3食×3日分』=『36食分』の非常食が必要という計算になります。

また、配給物資の到着が遅れたり、不足していて全員に行き渡らないなどの事態を想定する場合は『1~2週間分』の非常食まで確保しておくと安心できると思います。

非常食といっしょに水も確保しておく

非常食といっしょに水も確保しておく

非常食といっしょに、水を確保しておくことも忘れないようにしましょう。

飲料水は最低でも『1人につき1日2~3リットル』を用意しておくことをおすすめします。また、飲料水とは別に生活用水も確保しておきましょう。

非常食の選び方とは?保存期限以外にも注目したいポイントを紹介

非常食の選び方とは?保存期限以外にも注目したいポイントを紹介

非常食は保存期限に目が行きがちですが、『非常時に実際に使用すること』を想定した場合は、保存期限とは別の観点を重視したほうがいいケースもあります。

非常時は制限も多いので、なるべく不便がなく過ごせるように各グッズをそろえることが大切です。

ここからは、非常食を選ぶときに注目したいポイントについてご紹介したいと思います。

非常食の『消費期限』『ローリングストック法』について

非常食の『消費期限』『ローリングストック法』について

『いざ非常食が必要な状況になったときに、期限切れで使えない』といったトラブルを防止するために、非常食はふだんからの管理をしっかりと行うことが大切です。

定期的に保管した非常食の期限をチェックして、期限が近いものは普段の食事で消費し、その後新しいものを買い直して保管しておく『ローリングストック法』を実践しましょう。

消費期限の長いものは交換の頻度が減るので、買い直す手間や費用をカットするのに効果的です。保存食として選ぶときは『5年』前後を目安にしてみましょう。

非常食を『食べる人が好きな味・食べ慣れている味』で選ぶ

非常食を『食べる人が好きな味・食べ慣れている味で選ぶ』

災害時に、ストレスや不安で食欲がなくなってしまうことはよくあります。

しかし、そういった状況でも好きなものやいつも食べているものなら、安心できて比較的口に運びやすいという効果が期待できます。

近年では非常食の種類も豊富になり料理や味のバリエーションも多くなったので、自分や家族の好みに合わせて選んでみましょう。

また、購入後は保管する前に一度試食してみて、口に合うかどうかを確かめておくといいでしょう。

お菓子やスイーツ系の非常食はストレス軽減に効果的

ビスケットやようかんなどの日持ちするお菓子は、保存食として販売されている種類もあります。

甘いものは気持ちを落ち着けたりストレスを和らげる効果が期待できるので、備蓄食に入れておくと避難生活が過ごしやすくなるかもしれません。

また、子供がいるご家庭にもおすすめです。

『災害直後』『災害から少し後』それぞれの状況に合わせて非常食を選ぶ方法

『災害直後』『災害から少し後』それぞれの状況に合わせて非常食を選ぶ方法

災害直後は水や電気、ガスが通っていない可能性も考えられるため、調理の必要がないタイプの非常食がおすすめです。

水だけで調理できるものや、お湯も水も不要で開封してすぐに食べられるもの、缶詰や乾パンなど、食べやすい非常食を用意しておきましょう。

災害発生からしばらく経って水や電気が復旧してきたら、お湯で温めたり、お湯で戻してから食べる非常食も選択肢に入ります。

冷たい食事や乾物ばかりだと体が冷えやすくなり、精神的な活力も減退してしまう可能性があるので、お湯が沸かせる状況になったら温かい食事をとるようにすると、避難生活のストレスを軽減しやすくなります。

非常食の『栄養バランス』を考えながら選ぶ

非常食の『栄養バランス』を考えながら選ぶ

災害直後は活動するときのエネルギーを確保するために、炭水化物や糖分が豊富な非常食を優先的にとることが望ましいと言われることがあります。

しかし、同じ種類の食事ばかりだと、避難生活が長引いたときにビタミン不足など栄養が偏ってしまう可能性があります。

そのため、長期間の避難生活を想定するときは野菜が入った非常食や、備蓄用の野菜ジュースなども用意して栄養バランスの点でも充実するよう種類を選べると安心できると思います。

食器や道具の準備など『手間の少なさ』で非常食を選ぶ

食器や道具の準備など『手間の少なさ』で非常食を選ぶ

非常時や避難生活のときは食器を洗う水を確保するのも難しいため、食事には使い捨ての食器を使用することが推奨されています。

割りばしや紙皿などを購入することもできますが、非常食に付属されていると別で用意する手間を省くことができます。

また、缶詰の場合は缶切りが必要か・缶切りが付属されているかどうかなどもチェックしておきましょう。

複数の保存食がひとまとめになった『非常食セット』で一度にそろえる

栄養バランスを考えたり、何日分かを計算するのが大変という人は、あらかじめ数日分の食料がセットになっているタイプを購入するのもおすすめです。

『何人用で、何日分想定なのか』『どんな食料が入っているのか』など、セットの中身は種類によって異なるため、あらかじめ内容を確認しておいたり、必要に応じて買い足しておくことも検討しましょう。

おすすめの非常食15種類を紹介

災害時の食料は、いろいろな状況を想定しながら、それぞれのシーンに合った種類を用意できると理想的だと思います。

しかし、種類が多すぎると『どんな場面で、どの種類を選べばいいのか』迷ってしまうかもしれません。

そこでここからは、おすすめの非常食15種類を下記の4パターンに分けてご紹介いたします。

また、避難や避難生活をする際は非常食以外の防災グッズを用意しておくことも大切です。

防災グッズの種類や選び方については下記でご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>>台風前にそなえたい防災グッズ

TRIEM防災セレクト 非常食(7年保存)

リゾットや五目ごはんなど、炭水化物系の保存食が5種類・10食用意された非常食セットです。保存期間は7年で、一般的な保存食より少し長めです。

『水もお湯も不要』ですぐに食べることができ、非常時では貴重な水を調理に使わずに食事がとれます。

付属品としてスプーン(1食につき1個)と、流せるポケットティッシュがついています。

新・食・缶ベーカリー 缶入りソフトパン

Amazon『備蓄用保存パン』の売れ筋ランキング1位(2021年8月時点)、5年間の長期保存が可能な、缶入りの食パンです。

プルトップタイプの缶なので、缶切り不要で開封可能です。

乾パンのような固く焼いたパンではなく、ふだん食べているような柔らかい食パンを、オレンジ・コーヒー・黒糖の3種類の味から楽しむことができます。

天狗缶詰 こてんぐ おでん 牛すじ大根入り

牛すじや大根など7種類の具が入ったおでんの缶詰です。食器はついていませんが、『こんにゃくの串を楊枝として利用できる』といったレビューも見られます。

缶詰の食料は保存期間が長い、調理不要でそのまま食べられる、容器の耐久性が高いなどの点から非常食に向いています。

非常食用の缶詰は缶切り付きのものもありますが、災害時では道具不要で簡単に開けられるプルトップタイプがおすすめです。

ただし缶ゴミはかさばりやすいので、適切な量を備蓄することを心がけましょう。

LLF 長期賞味期限食品 9品セット

6年の長期保存が可能な、調理不要でそのまま食べられる非常食です。

ハンバーグやきんぴらごぼう、肉じゃが、おでんなど、おかずになる食料の詰め合わせになっています。

ごはんなど炭水化物だけだと食べ飽きたり栄養が偏ってしまうので、おかず系の非常食もあるとバランスを補いやすくなります。

日清 保存用カップヌードル

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

カップ麺の中でもよく知られている『カップヌードル』が、保存用の缶に2食分入っています。保存期間は、約3年間が目安です。

食べ慣れている人が多いので、口にしやすく、非常時でも気持ちを落ち着けて安心できる、などの効果が期待できます。

通常のカップヌードルと同じように熱湯で調理するので、使用時はお湯が沸かせる環境が必要になります。

備蓄用栄養補給スープ ライフスープ

熱湯を注いで作る、野菜入りのコンソメスープです。消費期限は、製造から5年間となっています。

みそ汁やスープなどの汁物は、食欲があまりなかったり、胃が弱っていても体に入れやすい・温かい食事で元気が出るなどの利点があります。

また、野菜や豆など栄養面を補える具が入っているものも多いので、栄養バランスを重視する人にもおすすめです。

江崎グリコ 常備用カレー職人

最大5年間保存可能な、レトルトのカレーです。

温めずに食べられるので、水や電気、ガスが使えない状況でも食事ができます。もちろん、レンジやお湯で温めてもOKです。

ただし、この製品は『ルーのみ』のため、非常食として使いたいときは、食器・保存食用の白米やパンなどもいっしょに用意して『なるべく普段通りに食べられる』ようにしておくといいでしょう。

尾西食品 アルファ米セット

お湯または水で戻してから食べる『アルファ米』の非常食です。お湯で15分、水だと60分で食べられる状態になります。

わかめごはんやチキンライスのような味付きのご飯のほか、白飯やおかゆもセットになっています。

袋の中にはお米と一緒にスプーンが入っており、調理後は袋をそのまま喫食用の容器として使うことができます。

尾西の携帯おにぎり 3種類 12袋セット

Yahoo!ショッピング『非常用食品』カテゴリ1位(2021年8月時点)の非常食です。5年間の常温保存が可能な、アルファ米が使用されています。

自分で握って作る必要はなく、水かお湯を注いだらそのままおにぎりとして食べられる形に作られています。

食べやすいおにぎりは非常食としても優秀で、調理後はパッケージの上だけ開ければ手を触れずに衛生的に食事をとることができます。

井村屋 えいようかん

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

『あずきバー』などで有名な井村屋が製造・販売している保存食用のようかんです。

消費期限は、約5年間となっています。

パッケージを開ければそのまま食べられる手軽さだけではなく、コンパクトながら1本で171kcalあり、少しの食事でもエネルギーを確保しやすいという利点もあります。

江崎グリコ ビスコ保存缶

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

子供のおやつとしてよく知られているビスコが、最長5年保存の缶入りになった製品です。

子供用のビスケットで固くないので、小さいお子さんや高齢の方でも食べやすく非常食としてもすぐれているといえます。

また、ビスコには乳酸菌が入っているので、栄養面の補助にも効果的です。

大塚製薬 カロリーメイト ロングライフ

通常のカロリーメイトの消費期限は1年程度ですが、こちらは保存食用に3年の消費期限が設けられています。

『バランス栄養食』の名前の通り、ビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質・糖質など複数種類の栄養素の補給に適しています。

食べやすいチョコレート味なので、お菓子として食べるのもおすすめです。

ALPIN AIRE 3日間食料セット

『3人分の食料が3日分』入った缶詰の非常食セットです。保存期間は10年間と長めなので、頻繁な入れ替えが面倒な人にもおすすめです。

シチューやスープ、シリアル、ピラフなど洋食のラインナップになっています。

セットは手提げ付きの箱に入っており、購入した状態のまま持ち出す・持ち運ぶことができます。

防災専門店MT-NET 非常食 長期保存 7日分セット

5年保存、『7日間分』を想定した食料が入った非常食セット(1人分)です。

お米・パン・麺・おかず・汁物・お菓子などほどんどの種類の非常食が1つのセットに網羅されています。

付属の献立表は、どんなペースで消費すればいいか参考にしたいときなどに使えます。

調理用の水や、水を加えて使う加熱パックなども入っていますが、箸などの食器は付属されていないので別で用意しておきましょう。

明治 ほほえみ らくらくミルク

乳幼児のいるご家庭は、赤ちゃん用の備蓄食料もあると安心できると思います。

上記の製品は耐久性の高い缶入りのミルクで、消費期限は約1年程度となっています。『液体ミルク』のためお湯や水で溶かす必要がなく、そのまま飲ませることができます。

また、別売りのキャップと缶を付属のアタッチメントでつなげれば、哺乳瓶感覚で使うこともできます。

非常食のおすすめ15選まとめ

今回は、非常食のおすすめについてご紹介させていただきました。

非常食は、災害などの非常時を生き抜くうえでもとても重要な防災グッズの1つです。

種類によって保存性・食べやすさなどに違いがあり、どの非常食が適しているかは状況によって異なる場合があります。

今回ご紹介した内容も参考にしながら、いざというときでも安心できるよう十分に対策しておきましょう。