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【介護用杖おすすめ20選】種類や選び方 通販 4点 3点 長さ

介護用杖のおすすめ20選!種類や選び方

介護に利用できる杖をお探しではありませんか?

加齢で身体機能が落ちてもできるだけ快適に日常生活を送れるように、現在ではさまざまな福祉道具が製造・販売されています。

歩行するときの負担を軽減する『杖(ステッキ)』はその1つですが、現在ではたくさんの種類が販売されているので、いざ選ぶとなるとどれがいいのか迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は、介護用杖の種類や選び方、おすすめの介護用杖をご紹介したいと思います。

目次
  1. 介護用杖は歩行のサポートを行うための『福祉用具』
  2. 介護用杖にはどんな種類・形状がある?体格や体調に合わせて選ぶ方法とは
  3. 介護用杖を選ぶときにチェックしたいポイントを紹介
  4. 介護用杖のおすすめ20種類を紹介
  5. 介護用杖のおすすめ20選まとめ

介護用杖は歩行のサポートを行うための『福祉用具』

介護用杖は歩行のサポートを行うための『福祉用具

介護用の杖は『歩行補助杖』ともいわれ、介護福祉にかかわる福祉用具の1つとなっています。

介護福祉用具の中では比較的ポピュラーな杖ですが、はじめて杖を使う人は実際にどんな利点や便利さがあるのかよく知らないという人もいらっしゃるかもしれません。

そこでまずは、介護用杖とはどんな道具なのかをご説明したいと思います。

介護用杖のメリットは『足腰の負担を減らして歩きやすくする』こと

介護用杖のメリットは『足腰の負担を減らして歩きやすくする』こと

介護用杖は、おもに室内・屋外での歩行時に『足腰にかかる負担を減らす』目的で使用します。

介護用品として杖・ステッキを使用する場合は、例えば下記のようなメリットが期待できます。

  • 【介護用杖のメリット(一例)】
  • 安定した歩行のサポートをする
  • 歩行時の負担を軽減する
  • 外出時に転倒する不安を解消し、安心感を得られやすくする
  • 視力が落ちているときは、足下の障害物に気づくのに効果的

介護用杖にはどんな種類・形状がある?体格や体調に合わせて選ぶ方法とは

介護用杖にはどんな種類・形状がある?体格や体調に合わせて選ぶ方法とは

介護用杖を選ぶときは、まず『形状』に注目してみましょう。

介護用杖にはさまざまな種類がありますが、杖の形状によって『どんなシーンでの歩行をサポートしやすいか』『調子が悪い部分の補助に向いているか』など適切な用途が異なる場合があります。

そこでここからは、介護用杖の形状や特徴・どんな場合での使用が適しているかなどをご紹介したいと思います。

(※リンク先で各形状の説明を行っています。)

『T字型』の介護用杖は一般的でコンパクトな形状

『T字型』の介護用杖は一般的でコンパクトな形状

T字型の介護用杖は、トップにT字型のグリップがついており、一般的なステッキと同じ形状をしています。丸形やノブ型より、握っていても疲れにくいため介護用杖のグリップはほとんどがこの形になっています。

介護用杖としてはシンプルなタイプで基本的な機能のみ利用できるものが多く、自力で歩ける人向けです。

ただしその分、軽量・コンパクトで邪魔になりにくい利点があります。また、デザインが比較的豊富なので、見た目にこだわって選ぶこともできます。

『多点型(多脚杖)』の介護用杖は杖の先が分かれた形状

『多点型(多脚杖)』の介護用杖は杖の先が分かれた形状

多点型は、先端が3つや4つに分かれている形状の杖です。接地面積が広くなるため、歩行時に安定しやすくなることが特長です。

バランスがとりやすいので『杖だけで自立できる』ものが多く、一時的に置いておくときにも楽です。また、荷重が分散するため、室内など床の強度が心配な場所でも比較的使いやすくなっています。

ただし、『先端がすべて接地できていないと効果を発揮しにくい』ため、凹凸のある道や幅の狭い階段を上り下りするときには向かないことがある点に注意が必要です。

脚の開き方が広いと安定性が増しますが、『杖自体につまずいて転倒する』トラブルのリスクが高まる可能性があるので、使用者に合った重さ・形状の杖を選ぶことが大切です。

『ロフストランド杖』タイプの介護用杖は腕を杖に通して使う

ロフストランド杖(ロフストランドクラッチ)は、『カフ』と呼ばれる部分に前腕を通してから、下のグリップを持って『腕を固定して支える』形で使用します。

腕全体で体を支えて身体への荷重を効果的に減らすことができるので、握力が弱い方や、身体に麻痺がある方などにおすすめです。

カフの形状は『O字(クローズ)』と『U字(オープン)』の2種類があり、O字は腕が抜けにくく安定して持ちやすいことが特徴です。

U字は腕をはめ込むのが簡単で、転倒時に腕から離れやすいため大きなけがにつながる可能性がO字と比べて低いなどの利点があります。

『肘支持型』の介護用杖は肘で体を支えて歩行する

肘支持型は、肘全体で体重を支えながら歩行するタイプの介護用杖です。

『プラットフォームクラッチ』とも呼ばれ、杖の上部の横木に肘を置き、横木の先にあるグリップを持って使用します。

リウマチ・関節炎などで手首や肘を自由に伸ばせない人に向いています。

『松葉杖』は脚の不調時・下半身を支えるときなどに効果的

『松葉杖』は脚の不調時・下半身を支えるときなどに効果的

骨折時などに病院から貸し出される松葉杖も、介護用杖の一種と扱われることがあります。

骨折やねん挫など足の不調時に医師との相談のもと使用したり、下半身に麻痺や後遺症などを持つ人が使用する場合があります。

身体への荷重を効果的に減少するのに向いており、両脇に抱える形で使用すると上半身だけで体重の大半を支えることも可能です。

介護用杖の適切な長さは『身長÷2+3cm』

介護用杖の適切な長さは『身長÷2+3cm』

介護用杖は種類によって本体(フレーム)の長さが異なりますが、杖の長さは使用者の身長に応じた適切なものを選ぶと体の負担を軽減しやすくなります。

一般的に、歩行の補助で使う杖の長さは『身長÷2+3cm』が目安といわれています。

伸縮式の杖を選ぶと、使用者の身長に合わせやすいのでおすすめです。

介護用杖を選ぶときにチェックしたいポイントを紹介

介護用杖を選ぶときにチェックしたいポイントを紹介

ここまで介護用杖の種類を形状別にご紹介しましたが、形状以外では細かい構造や機能などが種類によって異なる場合があります。

そこでここからは、種類・形状のほかにもチェックしておくとよいポイントについてご紹介したいと思います。

介護用杖にあると便利な機能について紹介

介護用杖にあると便利な機能について紹介

介護用杖は持ち運びを楽にしたり、外を歩くときのサポートに効果的な追加機能が搭載されている種類もあります。

ここでは、介護用杖のおもな機能の特徴についてご紹介いたします。

機能 特徴
伸縮式

ボタンを押してスライドし、長さを調節できる。身長に合わせるほか、持ち運ぶときに一番短い長さにしてコンパクトにするなどの使い方も可能

折りたたみ式

使わないときは2つや4つに折りたたんで収納し、カバンやカートなどに入れておくことができる

スマートクラッチ

先端だけ曲がるようになっており、地形に合わせてある程度可動する

ライト付き

グリップにライト(電池式・充電式)を取り付けたタイプ。夜間や薄暮時に歩きやすくしたり、車からの視認性を上げる効果が期待できる

名前入り

フレームやストラップのタグなどに持ち主の名前を入れられる。紛失したときに見つかりやすくしたり、プレゼント用にもおすすめ

介護用杖についている『SGマーク』とは?

一部の介護用杖には『SGマーク』という認可制のマークが付いていることがあります。

SGマークとは『Safety Goods(安全な製品)』の略号で、介護用杖につけられる場合は一般財団法人・製品安全協会が定めた『棒状つえのSG基準及び基準確認方法』に適合していることを意味します。

介護用杖の安全性を重視する場合は、SGマークの有無を1つの基準にする方法もあります。

介護用杖のおすすめ20種類を紹介

介護用杖はホームセンターやデパート、ショッピングセンターなどの介護用品売り場などで販売されています。

また、欲しい商品の在庫が店頭にないときはネットで取り寄せる方法もあります。

ここではご参考までに、介護用杖のおすすめを20種類ご紹介したいと思います。

RQシリーズ 伸縮ステッキ/エコノミータイプ

アルミ素材を使った、T字型の介護用杖です。重量は約250gと軽量で、持ち運びに負担がかかりにくくなっています。

伸縮機能・ストラップなど基本的な機能付きですがショップによっては1000円台とコスパがよく、はじめて介護用杖を使う人がお試しに持ってみるときなどにもおすすめです。

SGマーク認定を受けているため、『安いものは安全性が不安』といった人でも比較的安心して使いやすいと思います。

竹虎ヒューマンケア ヒューゴステッキ

Amazon売れ筋ランキング『一本杖』カテゴリで1位(2021年9月時点)のT字型杖です。SGマーク取得品で、安全性についても一定の基準を満たしています。

ゴム製のグリップは右左どちらでも握りやすく、幅が広い形状をしており、長時間持っていても疲れにくくなっています。

杖先のゴム、ストラップなど交換用部品は単体でも購入可能で、『先端のゴムが剝げてきた』などの不具合にも柔軟に対応することができます。

ウェルファン 夢ライフステッキ

5種類のカラーバリエーションがある花柄の模様が見た目にも華やかな、T字型の介護用杖です。

ストラップや伸縮・折りたたみなど基本的な機能がそろっていて扱いやすく、杖初心者の人にもおすすめです。

こちらはレディース向けのフレームですが、メンズ向けのシンプルな無地も展開されています。

ケイ・ホスピア 伸縮ステッキ 愛杖

スリムなゴム製グリップ・ストラップ付きで握りやすいT字型杖です。

SGマーク認定を受けており、安全性についても一定基準を満たした製品になっています。

5種類のカラー展開があり、こちらはナチュラルなブラウンですが、ネイビーやカラフルなレッド・ピンクなどもあり、好みや見つけやすさなどで自由に選ぶことができます。

ビグアレクス(BigAlex) 自立伸縮折りたたみ杖

4分割に折りたたんで収納できる、T字型の介護用杖です。こちらはシンプルでスタイリッシュな黒で統一されていますが、色違いにピンク色もあります。

折りたたむときは、継ぎ目を引っ張ってゴムを伸ばし、ジョイント部分を抜き取ってから折り曲げていきます。

5段階の長さ調節が可能で、ロングタイプは身長164cm~184cm程度、ショートタイプは144cm~168cm程度の方に適しています。

きざむ 名入れ ステッキ 婦人用

折りたたみ・4段階の伸縮が可能な、T字型の杖です。ブルー系・グリーン系の華やかな花柄をあしらった、レディース向けのデザインになっています(ブラウン・ブラックのメンズ向けもあります)。

ストラップ部分に名前入りの木札を取り付けることができ、プレゼント用として購入するのもおすすめです。

木札の裏面には、感謝やお祝いの言葉などを入れることができます。

Ta-Da Chair ターダチェア 椅子になる杖

スイッチを回すと折りたたみ部分が開いて椅子になる、『ステッキチェア』と呼ばれる杖です。

歩き疲れたとき、椅子がない場所でもすぐに腰を下ろして休むことができるので、介護用杖を使う人にとって便利な機能といえるでしょう。

ただし、椅子になるパーツがついているため杖としては重めなので、筋力や体力にあまり自信がない人が使用する場合は注意が必要です。

ガストロック社 一本杖 木製杖

ドイツの老舗ステッキメーカー『ガストロック』社製のT字杖です。ブランド品の杖をお探しの方は、『ガストロック』『クラシックケイン(英)』『シナノ(国内メーカー)』などがおすすめです。

グリップからフレームまで木製(ブナ)で統一されており、高級感と温もりのある雰囲気と、フレームのねじり模様の加工がおしゃれ感を演出しています。

杖の長さは91cmと少し長めなので、無料のカットサービスを利用して身長に合った長さに調整しましょう。

自立・軽量 折りたたみ杖 女性用

女性用の、多点型介護用杖です。楽天市場の『ステッキ・杖』カテゴリでランキング1位を獲得しています(2021年9月時点)。

華やかな花柄のデザインだけではなく、大きさも女性に合わせて作られており、小柄・腰の曲がった体格の女性でも使いやすいサイズになっています。

伸縮・折りたたみが可能なほか、自立式・可動式の付け根・LEDライト付き・補助ハンドルなど実用性のある機能がそろっています。

島製作所 四点杖 オールカーボン

軽量で耐久性が高い、カーボン製の多点型介護用杖です。

多点型杖は構造上重くなりやすいですが、こちらはフレームにカーボンを使っているため比較的軽量になっています。

脚の開き方がコンパクトなので歩行時に邪魔になりにくく、杖の根元が可動式になっており安定性も期待できます。

幸和製作所 らくらく4点杖

S字型にカーブした形状が特徴的な、多点型(4点)の介護用杖です。

グリップが2段になっており、自立させておくと立ち上がるときやベッドから降りるときなどのサポートに効果的です。

脚を反転させると持ち手の向きを左右に切り替えることができるので、負担を軽減したい足がどちら側の場合でも対応可能になっています。

すこやかステッキ NOMEAROD ノメアロッド ウエルネスケーン

コンパクトな3点型の介護用折りたたみ(2つ折り)杖です。アルミ製で本体重量は466gと、女性でも比較的扱いやすくなっています。

バネ可動式の杖先やLEDライトのような実用的な機能のほか、きらきらシールでデコレーションができる楽しいおまけも付属されています。

イーチャンス ケーンセーフ プラス

SGマーク認定を受けた、多点型の介護用杖です。シックな木目模様で、落ち着いた見た目をしています。

4点式・ゴム製の接地面はコンパクトで歩行しやすく、付け根部分が360°稼働するため柔軟で倒れにくくなっており、安全性が魅力です。

ほかにも、折りたたみ可能・補助ハンドル付き・LEDライト付きなど便利な機能が充実しています。

ショップジャパン クレバーケーン

伸縮・折りたたみ可能な3点型の介護用杖です。ショート・ロングの2種類あり、ショートは133~153cm、ロングは153~173cmの身長に対応しています。

ポリカーボネート製の軽量(480g)タイプ、補助ハンドル・ストラップ付きと使いやすい仕様のほか、LEDライトやブザースイッチ付きと防犯性をアップする機能も搭載されています。

アシスト.JP アシスト多点杖

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

多点型の介護用杖で、接地面が6点と一般的な多点杖より広いため、滑りにくく安定感重視の人にもおすすめです。

先端ゴムは2重構造の特殊ゴムを使用しており、傾いた地面でもしっかり杖先をつきやすい構造になっています。

また、フレームは10段階に伸縮が可能で、140~180cm程度と幅広い身長に対応することができます。

ロフストランドクラッチ オプティコンフォート

Amazon売れ筋ランキング『クラッチ杖』カテゴリで1位(2021年9月時点)の、ロフストランドタイプの杖です。長さは14段階で調節ができます。

腕を入れる部分とグリップの掌が当たる部分に滑りにくい・柔軟な素材を使用しており、杖を長時間持っていても疲れにくい構造になっています。

摩耗しやすいグリップ部分や先端ゴムなどの交換用部品が、購入時に同封されているのもうれしいポイントです。

楽々健 ロフストランドクラッチ 右

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

シンプルで使いやすい形状の、U型ロフストランド杖です。高さは10段階に調節できます。

こちらは右腕にはめるタイプなので、『左足の負担を減らしたい』ときはこちらを選びましょう。

グリップ先端に赤い反射板がついており、夜間に対向から来る自動車などの視認性を上げることができます。

OPOドットクラッチ 折りたたみタイプ

腕をしっかり支えられて安定性の高い、O型カフのロフストランド杖です。

O型カフは腕を抜きにくい場合がありますが、こちらはカフを上下に動かせるため杖を手から離すのに比較的手間がかかりません。

また、折りたたみ機能も付いているので、曲がった形状の杖を持ち運ぶ必要がなくコンパクトにまとめることができます。

QueenKE 調節可能 折りたたみ松葉杖

松葉杖は病院から貸し出されたものを使うことが多いですが、レンタル品が合わなかったり衛生的に心配なときは自分で購入する方法もあります。

こちらの松葉杖は従来のよくある三角型とは異なるデザインで、使用時もそれほど目立たず外出への抵抗感を減らせる効果などが期待できます。

脇に挟む部分はクッション素材を使用しているので、長時間の使用でも疲れにくくなっています。

iWALKFree 3.0 ハンズフリー 松葉杖

松葉杖のデメリットである『両手が使えなくなること』を克服した、脚に取り付ける新しいタイプの『ハンズフリー松葉杖』です。

脚を曲げて、もも・ふくらはぎ・足首の3点で固定して着用し、そのままハンズフリーで歩行します。脚が後ろに出される形になるので、使用時は後方の状況に注意しましょう。

高さ調節機能で、身長150~195cmまでの方に対応しています。

介護用杖の購入に介護保険が適用されるケースとは?

介護用の杖は要支援・要介護状態の方が購入・使用することで介護保険の対象となる場合があります。

ただし、『特定種類の歩行補助杖に限られる』『指定を受けた事業者から購入する』など自治体によって定められた条件を満たす必要があるので、要件については事前に確認しておきましょう。

介護保険サービスの利用をお考えのときは、まずお住まいの市区町村の自治体にお問い合わせされることをおすすめいたします。

介護用杖のおすすめ20選まとめ

今回は、介護用杖のおすすめなどについてご紹介させていただきました。

介護用杖はT字型、ロフストランド杖など種類によって形状や機能が異なります。

どれを選べばいいかは使用する人の体格や体調などによっても左右されるので、今回ご紹介した内容も参考にしながら自分に合った杖を選んでみましょう。