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【介護用ベッドおすすめ10選】種類や選び方 電動 レンタル比較

介護用ベッドのおすすめ10選!種類や選び方

介護用ベッドをお探しではありませんか?

起き上がりやベッド乗降の介助をする際は、電動ベッドを使うと介護者・被介護者ともに効果的に負担を減らすことができます。

現在では介護用ベッドもさまざまな種類があり、それぞれ機能や特徴が異なるので自分で選ぶときはどれがいいのか迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は、介護用ベッドの種類や選び方、おすすめの介護用ベッドをご紹介したいと思います。

目次
  1. 介護用ベッドの種類・選び方・機能を紹介
  2. おすすめの介護用ベッド10種類を紹介
  3. 介護用ベッドのおすすめ10選まとめ

介護用ベッドの種類・選び方・機能を紹介

介護用ベッドの種類・選び方・機能を紹介

介護用ベッドは、電動リクライニングなどおもに『介護のサポートをする機能』がついていることが特徴です。

日常生活において介護者・利用者両方の負担を軽減するのに効果的ですが、実際に用意する場合は『介護者・利用者の状況や使い勝手を考慮しながら選ぶ』ことが大切です。

そこでまずは、介護用ベッドを選ぶときのポイントについてご紹介したいと思います。

介護用ベッドの機能と『モーターの数』の関係とは

介護用ベッドの機能と『モーターの数』の関係とは

介護用ベッドが動く仕組みは『内蔵された電動モーター』によるもので、ベッドの可動部・機能はおもに下記のとおりとなります。

機能 説明
リクライニング(背上げ・脚上げ)

スムーズに自力で起き上がりやすくしたり、上半身を持ち上げて起こすのが難しい介護者のサポートをする。

『背上げのみ』だと体が前方にずれやすいため、『脚上げ』機能もあると安心

高さ調節(昇降)

ベッド本体を昇降させて、ベッドに乗る・降りるときの介助を行う。

体位変換(寝返りサポート機能)

ベッドを横方向に回転させられる機能。寝返りをスムーズにうてるようにし、床ずれを防止する

基本的に『可動部分1つにつき、1つのモーターが使われる』ため、モーターの数が多いほど動かせる箇所も増える、と考えておきましょう。

モーター数は『M』と省略されて表記されている場合があり、たとえば『1M』なら1モータータイプの介護用ベッドになります。

『1モータータイプ』の介護用ベッドは可動部が少なくシンプル

『1モータータイプ』の介護用ベッドは可動部が少なくシンプル

モーターが1つだけ搭載されている介護用ベッドの場合、『背上げ機能のみ』『高さ調節のみ』など、1種類の動作だけ行う機能がつけられています。

ただし、モーターが1つでも可動部が複数あるときは、『背上げに連動して脚上げも行う』といった形で1つの動作で同時に2か所動かすことができます(1+1モータータイプ)。

可動部が少ない分、操作がシンプルで扱いやすく、機械の操作が苦手な人でも使いやすい点がメリットです。

複雑な動作はできませんが、『利用者がある程度自分で体を動かせる』場合は、1モーターでも充分活用できると思います。

『2モータータイプ』は独立可動・高さ調節などができる

『2モータータイプ』は独立可動・高さ調節などができる

モーターが2つ以上ある介護用ベッドは、それぞれの可動部で独立した動きを設定することができます。

2モータータイプの場合は、『背上げと脚上げを別々に行う』『背上げ・脚上げを連動で行いながら、高さ調節をする』など、1モーターより少し複雑な動きをさせることも可能です。

背上げ・脚上げを別々に動かす機能は、たとえば『就寝時の足のむくみを防ぐために、脚上げのみ起動する』などの利用方法があります。

『3モーター・4モータータイプ』は自力で動くのが難しい人向け

『3モーター・4モータータイプ』は自力で動くのが難しい人向け

3モータータイプの介護用ベッドは、背上げ・脚上げ・高さ調節を別々に行うことができます。

操作は複雑になりますが、それぞれの動きを細かく設定することで、より利用者・介護者の思い通りの動きがしやすくなります。

4モータータイプは、3モータータイプの機能に加えて『ヘッドアップ』『寝返りサポート』など、自力で動くのが難しい人のサポートをする場合に効果的な機能がついています。

機能性が高い分価格帯は上がりますが、介護者の負担を減らし、利用者をより細やかにケアする効果が期待できます。

介護用ベッドの『サイズを確認』

介護用ベッドの『サイズを確認』

介護用ベッドは、利用者・介護者にとって快適に使えるように適切なサイズを選ぶことが大切です。

また、室内の設置場所を確保できているかどうかも事前にしっかり確認しておきましょう。

  • 【介護用ベッドのサイズで確認しておくこと】
  • 介護ベッドの利用者の身長とベッドの大きさ・幅
  • 室内の設置予定場所とベッドの大きさが合っているか
  • 搬入時にドアや廊下を通すことができるか

介護用ベッドは『シングルサイズ』が比較的多いですが、一部のメーカーはセミダブル・ダブルなど幅広サイズの種類も展開していることがあります。

ゆったり使える介護用ベッドをお探しの方は、シングル以外のサイズを購入することを検討してみてもいいかもしれません。

介護用ベッドを『見た目・デザイン』で選ぶときのポイント

介護用ベッドというと病院や福祉施設で使用するようなものをイメージする人も多いかもしれませんが、最近は自宅介護向けにデザイン性のある種類もたくさん製造・販売されています。

一目で介護用ベッドだとわかりにくい、インテリアになじむデザインを選ぶと、室内の雰囲気を明るくしたり、お客さんを呼ぶのに気後れしにくくなるかもしれません。

また、手すりや棚付きなど機能性を高めるデザインのベッドを選ぶこともおすすめです。

『マットレス付き』『フレームのみ』の介護用ベッドのメリット・デメリット

『マットレス付き』『フレームのみ』の介護用ベッドのメリット・デメリット

介護用ベッドには、マットレスとセットで購入できるタイプと、マットレスが付属しておらずフレームのみで購入できるタイプがあります。

マットレス付きの介護用ベッドは、マットレスを別で用意する必要がなくすぐに使用を始められる手軽さが利点です。

ただし、マットレスの使用感が利用者の好みと合わないとマットレスが無駄になるおそれがあるので、『ウレタン』『低反発』など素材や機能性が利用者に合っているかをあらかじめ確認しておきましょう。

『フレームのみ』だと好きなマットレスを選びやすい

フレームのみで購入するメリットは、『利用者の好みでマットレスを選びやすくなる』ことです。

マットレスつきでもある程度種類が選べることがありますが、『特定の素材やメーカーでないと寝心地が悪い』などマットレスにこだわりがあるときは別で購入する方法がおすすめです。

この場合は『事前にベッドの各サイズ(長さ・幅)を測ってから、ベッドに合うサイズのマットレスを選ぶ』ことになるため、セット購入より手間がかかる点に注意が必要です。

介護用ベッドにあると便利な付属品・オプション機能を紹介

介護用ベッドにあると便利な付属品・オプション機能を紹介

介護用ベッドは、リクライニング機能以外にも介護をサポートしたり、移動・収納を簡単にする付属品や追加機能がついていることがあります。

下記に一例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

付属品・機能 説明
折りたたみ機能

ベッド本体を折りたたんで移動・収納をスムーズに行う

キャスター付き

ベッドの移動に便利。

移動させる必要がないときや、ロック忘れにより予期しないタイミングで動くのを避けたいときは『固定型』を選ぶとよい

サイドレール

ベッドの横に手すり・レールが付いている。ベッドの昇り降りのサポート・落下防止などに効果的。

必要に応じて取り外しができるタイプは乗降などの際に便利

棚付きヘッドボード

本や薬袋など小物を置くことができる。

置いたものの落下防止に、ガードがついているタイプだと安心

上記の付属品は、メーカーや製品によっては注文時に有無をカスタマイズすることもできます。

『キャスターなし・サイドレールつき』『キャスターつき・折りたたみ機能つき』など利用者・介護者の希望や状況に合わせて選ぶことで、より使いやすい介護用ベッドになることが期待できます。

介護用ベッドの安全性を確かめたいときは『JIS規格』をチェック

介護用ベッド使用時の事故が心配な人は、なるべく安全性の高い製品を選びたいと思います。介護用ベッドの安全性能を判断するときは、『JISマーク』の有無を1つの基準にすることができます。

JISマークがつけられた介護用ベッドは『基本的な機能・性能・事故防止策』の各基準を満たしており、『一定の安全性が確保されている』とみなすことができます。

ただし、SGマークのように事故があった際に保証を行う制度ではないため注意が必要です。あくまで『製品の性能をあらわすもの』であると考えておきましょう。

介護用ベッドは『レンタル・購入』のどっちがお得?

『ケガなどで一時的に介護用ベッドが必要』など短期間のみ介護用ベッドを利用する場合は、購入ではなくレンタル品を利用するという方法もあります。

レンタルをする場合は、要介護度によっては介護保険サービスを利用して安く貸与してもらえる可能性があります。

購入する場合は基本的に全額自己負担となりますが、使用期間が長くなる場合は購入する方がお得になるケースもあります。

どちらの方がコストを抑えられるかは、要介護度や介護用ベッドを使う年月などによって異なるため、レンタルを検討しているときはまずお住まいの自治体や、担当のケアマネジャーに相談されることをおすすめいたします。

おすすめの介護用ベッド10種類を紹介

介護用ベッドは、福祉用品店や、『ニトリ』などの大手家具ショップなどでも購入できます。

また、ほしい商品が決まっているときはネットで注文して自宅に配送してもらう方法もあります。

ここではご参考までに、おすすめの介護用ベッド10種類をご紹介したいと思います。

アイリスオーヤマ 電動リクライニングベッド

  • 1モーター
  • マットレス付き

背上げ・脚上げを同時に行う電動リクライニング機能のみの、シンプルな介護用ベッド(マットレス付き)です。

サイドとフット部分の手すり(グリップ)は取り外し可能で、腰に近い位置に付け替えてマットのズレ防止・落下防止などにも利用できます。

折りたたみ機能・キャスター付きなので、移動や収納もスムーズに行えるようになっています。

折りたたみ電動ベッド ライフ セミダブル-ART

  • 1モーター
  • マットレス付き

背上げと脚上げが連動した、1モータータイプのリクライニングベッドです。シングル・セミダブルの2種類があり、こちらは幅130cmのセミダブルサイズになっています。

折りたたみ機能付きで、畳むとまっすぐコンパクトな形になるため布団などをかけておくこともできます。

マットレス付きでも4万円以下で購入可能なので、コスパを重視する方にもおすすめです。

パラマウントベッド 電動ベッド インタイム1000

  • 1+1モーター
  • マットレス付き

リクライニングベッドの代名詞ともいえる、電動ベッドの有名メーカー『パラマウント』社製の介護用ベッドです。

こちらはシンプルな『1+1モーター』タイプですが、同じ製品で2モーター、3モータータイプも用意されており、利用者の状況によって機能を選ぶことができます。

本体のみだとシンプルに使えますが、サイドテーブルやレールなど別売りのオプション品も充実しており、後から好きなように機能を追加することも可能です。

sashikei 家庭用介護ベッド シャトー

  • 2モーター
  • マットレス付き

背上げ・脚上げ機能を別々に操作できる、2モータータイプの介護用ベッドです(サイドテーブルは別売り品となります)。

落ち着いた木目模様のフレームはデザイン性だけではなく、角を丸く削ることで安全性にも配慮されています。

両側のサイドレールは3箇所の設置場所があり、用途に合わせて自由に付け替えられるようになっています。

大商産業 電動ベッド MFB-890

  • 2モーター
  • マットレス付き

背上げ・脚上げを別々に操作できる、2モータータイプの介護用ベッドです。

ヘッドボードにはLED照明がついており、夜間や読書をするときなどに役立ちます。コンセントも付属されているので、コンセント式の時計やスマホの充電器などを置くことができます。

また、同じデザインで1モータータイプも販売されています。

山善 電動ベッド 2モーター

  • 2モーター
  • フレームのみ

背上げ・脚上げを独立操作できる、2モータータイプの電動リクライニングベッドです。フレームのみの販売で、マットレスは別売りなので注意しましょう。

リモコンに『高さメモリー機能』のスイッチがあり、あらかじめ任意の高さを設定しておけば、あとはボタン1プッシュで設定した高さに調節できるようになっています。

リモコンはワイヤレス式のため、枕元やサイドテーブルなど好きな場所に置いておくことができます。

ベッドアンドマットレス G-FREE アジャスタブルベース

  • 2モーター
  • フレームのみ

背上げ・脚上げ機能が独立した2モータータイプのリクライニングベッド(マットレスは別売り)です。

電動リクライニングベッドではあまり見られない『ダブルサイズ』までサイズ展開があり、ベッドを広く使いたい人にもおすすめできます。

ワイヤレス式のリモコンは『高さ記憶』『テレビが見やすい体勢』などリクライニング以外のさまざまな機能が利用できますが、その分リモコンのボタンが多いので操作時は注意が必要です。

電動リクライニングベッド レステックスW-01

  • 3モーター
  • フレームのみ

リクライニングベッドの有名ブランド、『フランスベッド』製の、3モータータイプの介護用ベッドです。シングルサイズですが幅111.5cmと広めで、ゆったり使うことができます。

ヘッドボードの正面両側には照明が付いており、棚の部分にはコンセントとUSB差し込み口、側面に杖を掛けられるホルダーも取り付けられています。

マットレスは別売りになるので、この製品に合ったサイズのものを購入しておく必要があります。

パラマウントベッド 介護ベッド Q-AURA

  • 3モーター
  • フレームのみ

背上げ・脚上げ・高さ調節が独立した3モータータイプのパラマウント製介護用ベッドです。

リモコン操作時は上部の液晶に角度や高さが表示されるため、より利用者の好みに調整しやすい仕様になっています。

また、ヘッドボード・フットボードは比較的簡単に取り外すことができ、シーツ交換や清拭・洗髪などを行うときに外しておくと介護のサポートに効果的です。

sashikei 家庭用介護ベッド カンタービレ

  • 3モーター
  • マットレス付き

背上げ・脚上げ・高さ調節をそれぞれ独立して操作できる、3モータータイプの介護用ベッドです。

サイドレールの位置を変更可能、棚付きヘッドボード、2口コンセントつきなど、便利な機能や付属品もつけられています。

また、2種類のフレームカラー、マットレスの種類(ウレタン・コイル)、キャスターの有無をそれぞれ選ぶことができます。

介護用ベッドをネット購入するときは『開梱設置サービス』をチェック

介護用ベッドをネット購入するときは『開梱設置サービス』をチェック

ネット購入できる介護用ベッドは『組立式』が多く、各パーツが分解された状態で配送されます。

説明書に沿って自分で組立作業を行うことも可能ですが、『大変そう・組立作業が苦手』といった人は『開梱設置サービス』つきの介護用ベッドを選ぶ方法がおすすめです。

『開梱設置付き配送』と書かれた製品を選んだり、注文時のオプション(基本的に有料)で選択すると、業者の配送時に室内まで運んで組み立てを行ってくれます。

介護用ベッドのおすすめ10選まとめ

今回は、介護用ベッドのおすすめについてご紹介させていただきました。

介護用ベッドは、電動リクライニング以外にも追加機能や付属品など種類によってさまざまな違いがあります。

どれを選べばいいかは利用者や介護者の状況などによっても異なるので、今回ご紹介した内容も参考にしながら希望・要望に合ったものを選んでみましょう。