【サイフォンおすすめ20選】電気 水出しコーヒー コーノ等

サイフォンの選び方を探していませんか？

コーヒー好きの方なら一度はあこがれるサイフォンは、なかなかハードルが高くて手に取る勇気がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなサイフォンはさまざまな製品が販売されていて、中には簡単に扱えるものもあるためチェックすることがおすすめです。

そこで今回は、サイフォンのおすすめをご紹介します。

サイフォンを使うメリットとは？

本格的なコーヒーを淹れるときに用いられるサイフォンですが、自宅で使うことをためらってしまう方もいらっしゃると思います。

最近では手軽に楽しめるインスタントコーヒーなども豊富に販売されていますが、サイフォンを使うことでよりおいしいコーヒーを自宅でも味わうことができます。

ここではまず、サイフォンを使うメリットからご紹介したいと思います。

すぐにサイフォンを選ぶときのポイントや、おすすめのサイフォンを知りたい方はリンク先の項目をご覧ください。

>>>サイフォンを選ぶときのポイント

>>>サイフォンのおすすめ20選

サイフォンを使うメリット！他の淹れ方と比較

自宅でコーヒーを淹れる方法はたくさんありますが、その中でもサイフォンを使うとより味わい深いコーヒーを楽しむことができます。

ここでは、スタンダードなコーヒーの淹れ方それぞれの特徴をご紹介します。

【コーヒーの淹れ方と特徴】

淹れ方	特徴
サイフォン	コーヒー液を下からアルコールランプで熱して抽出する方法 やわらかで風味豊かな安定した味わいを楽しめる フラスコに少しずつ溜まっていく様子は見た目でも楽しめる
ハンドドリップ	ベーシックなコーヒーの淹れ方 クセがなく、しっかりした味わいのコクがあるコーヒーを楽しめる 抽出時間は3分程度と短めで、早くコーヒーを淹れたい方におすすめ 比較的リーズナブルな価格で道具をそろえられる
フレンチプレス	豆をお湯に浸して所定の時間待つだけなので、簡単に淹れることができる コーヒーの良し悪しがどちらも出やすく独特な味わいになる 淹れ方による味の大差が出ないためいつでも同じ味を出すことができる

蒸気圧の変化を利用して淹れるサイフォンはより本格的なコーヒーを味わいたい方や、理科の実験のような見た目でも楽しみたい方におすすめです。

コーヒーの粉に一定量のお湯を浸してじっくり抽出するこの方法は、ロート（上の容器）内が飽和状態になるとそれ以上溶けださないため、すっきりマイルドな味わいになります。

淹れ方さえマスターしてしまえば味がブレにくいので、いつでも同じ味わいのコーヒーを楽しむことが可能です。

サイフォンの基礎情報

初めてサイフォンを手にする場合は、器具の名称などわからないこともあると思います。

基本的にはセットで販売されていますが、万が一故障した場合に必要な器具だけ買い替えることもできるので覚えておくとスムーズです。

【サイフォンの器具リスト】

器具	特徴
ロート・フラスコ	上部の容器：ロート　下部の容器：フラスコ コーヒーの粉やお湯を入れる容器
スタンド	フラスコを支えている器具
アルコールランプ	フラスコに入ったお湯を熱する器具
竹べら	コーヒー粉を撹拌する道具
ろ過器・布フィルター	布フィルターを取り付けてろ過する道具

サイフォンの仕組み

サイフォンは気圧の原理を使ってコーヒーを抽出する方法で、下記のような仕組みでできあがります。

サイフォンを選ぶときのポイント

喫茶店などでよく見かけるサイフォンは道具をそろえるのが大変そう、難しそうなどのネガティブなイメージが強い傾向がありますが、実は自宅でも簡単に使うことができます。

ただ種類が多くて迷ってしまう方もいらっしゃると思うので、ここではサイフォンを選ぶときのポイントをいくつかご紹介したいと思います。

サイフォンの容量をチェック

サイフォンは製品によって1度に作れるコーヒーの量が異なります。一般的なものは1～5人用で、それぞれ使い勝手が変わってくるためチェックしましょう。

大きすぎると邪魔になってしまい、小さすぎると何度も抽出する必要があり効率が悪いため、どのくらいの量を作りたいかを明確にしてから購入することがおすすめです。

【サイフォンの容量の選び方】

1杯用	スタンダードなサイフォンより小型で一人暮らしの方向け コンパクトなサイズ感なので置き場所を選ばない 器具も小さくなるため少々扱いにくいのがデメリット
2杯用	日本でスタンダードなタイプで初心者でも扱いやすい 豆の量が調節しやすいのでおいしいコーヒーを簡単に淹れられる 交換部品も豊富に販売されているため故障したときでも安心
3杯用	海外でスタンダードなタイプ たっぷり目のコーヒーを飲みたい方におすすめ 2杯用と同じく初心者でも扱いやすい
5杯用	ガラスボールのサイズが大きく、大人数のコーヒーを一気に用意したいとき向け 電気式のサイフォンに多く見られるサイズ 豆の濃度調節が難しく抽出に時間もかかるため中・上級者向け

サイフォンの規格チェックも忘れずに

サイフォンは必要な器具がセットで販売されていることが一般的ですが、中にはセパレートタイプもあります。

バラバラでそろえる場合は、持っている器具との規格や仕様が合うかどうかなどをしっかりチェックしておくことが大切です。

特にフィルターやロート、スタンド、フラスコなどは大きさが違うと取り付けられないので注意しましょう。

サイフォンの熱源をチェック

サイフォンの熱源というと『アルコールランプ』というイメージですが、最近ではさまざまなタイプが販売されています。

熱源によって使いやすさが異なるため自分にあったものを選んでみてください。

【サイフォンの熱源】

熱源	特徴
アルコールランプ	サイフォンの熱源で最もスタンダードなタイプで種類が多い コーヒーをじっくり抽出している様子を楽しめる
ガストーチ	着火装置が付いているので扱いが比較的簡単 火力調節も行いやすいので初心者でも安心
ハロゲン	光の熱で温めるため安全性が高い 見た目がスタイリッシュでインテリアとしてもぴったり 火力調節や保温など機能が充実しているが価格が高め
電気	電源を押すだけなので手軽に扱うことができる 直火を使用しないので安全性が高い サイフォン初心者でも手が出しやすい

サイフォン特有の炎を用いた見た目を楽しみたい方は、アルコールランプやガストーチを使用したものがおすすめです。喫茶店のような雰囲気を自宅でも味わうことができます。

一方で安全性を考慮したい場合ははハロゲンや電気式を選ぶといいでしょう。ただハロゲンは高価なので、あまり見た目を重視しないなら電気式が最適です。

火力の調節なども必要ないため、サイフォンを初めて手に取る方でも手軽に使い始めることができます。

サイフォンのデザインをチェック

サイフォンは製品によってデザインもさまざまです。インテリアとして楽しみたいならデザインにも注目するといいでしょう。

アルコールランプやガスを使用したタイプならレトロなデザインのものも多く、キッチンやダイニングに置いておくだけでも様になります。

また、中には天秤式といってロートとフラスコが横に並んでいるタイプもあり、よりクラシカルな雰囲気を楽しむこともできるのでぜひチェックしてみてください。

サイフォンのブランド・メーカーをチェック

より本格的なサイフォンを選びたいなら、ブランドやメーカーで選ぶこともおすすめです。

【サイフォンのブランド・メーカー】

メーカー	特徴
HARIO	日本の老舗耐熱ガラスメーカー 『テクニカ』は多くの喫茶店やコーヒーショップで使用されている 交換パーツが豊富で故障した場合も安心
KONO	日本の老舗コーヒー器具メーカー 世界でも愛用者が多い『KoNO式』が定番アイテム
ツインバード	国内唯一の電気式サイフォン製造メーカー
BONMAC	国内のコーヒーマシン製造メーカー リーズナブルな価格で高品質なのが特徴 家庭から店舗用まで幅広く展開している

サイフォンの手入れのしやすさをチェック

サイフォンは何といっても部品が多いため、手入れが他のコーヒーメーカーより手間がかかってしまいます。

汚れをそのままにしておくのは衛生的にもよくないため、できるだけ手入れが行いやすいものを選ぶことがおすすめです。

簡単に分解できるタイプやフラスコ、ロートの口が大きめのものは隅まできちんと洗いやすくなります。

反対に1杯用などのコンパクトサイズのサイフォンは、お手入れがしにくいというデメリットもあるため注意しましょう。

サイフォンのおすすめ20選

ここからはおすすめのサイフォンをご紹介します。迷ってしまったときは、ぜひ参考にしてみてください。

HARIO コーヒーサイフォンメーカー　テクニカ　3杯用

日本の老舗耐熱ガラスメーカーが手掛けるサイフォンです。中でもこちらの『テクニカ』は定番で、プロにも愛用者が多い優れものです。

業務用のガスバーナーやアルコールランプなどさまざまな熱源に対応することができます。

交換部品の販売もされているので、万が一割れてしまったときも部分交換ができるのがうれしいポイントです。

HARIO　コーヒーサイフォンメーカー　モカ　3杯用

ロートもまるっとした形状でやわらかい雰囲気が特徴のハリオのサイフォンです。一般的なサイフォンは円柱型のロートを使用することが多いですが、こちらは球体に近い形状でコロンとしたかわいらしいデザインとなっています。

小さくコンパクトな形状なので狭いキッチンやダイニングにもなじみやすく、インテリアの一つとしてもぴったりです。

約3杯分のコーヒーを一度に抽出することができます。スタンダードな容量なので初心者の方にもおすすめです。

HARIO　コーヒーサイフォン　ミニフォン　1杯用

一人用のサイフォンです。1杯分なのでお湯が沸く速度も速く、時間がないときでも本格的なコーヒーを味わうことができます。

本体のサイズもコンパクトなので、ワンルームなどの広い設置スペースが取れない方でも安心です。

HARIO　コーヒーサイフォン　はな　2杯用

花びらをモチーフにしたロートが付いたサイフォンです。1976年に発売された人気シリーズの復刻版で、他にはないかわいらしいデザインが魅力です。

ハリオのコーヒーサイフォンはレトロでシンプルなものが多いですが、こちらは花を取り入れることでフェミニンな雰囲気のインテリアにもなじみやすくなっています。

ハリオのサイフォンならではの使い勝手はそのままに、デザインにもこだわりいたい方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

HARIO　コーヒー　サイフォン　ネクスト　5杯用

丈夫なステンレス素材のフィルターを使用したサイフォンです。金属製メッシュフィルターを使用することでコーヒーの油分やアロマをそのまま抽出することができ、豆本来の味を楽しむことができます。

ステンレスフィルターに合わせて布フィルターもセットになっているので、気分によって抽出方法を変えられるのも魅力です。

またハンドルはシリコン製でユニークな形状となっていて、握りやすく持ちやすいのもうれしいポイントとなっています。

HARIO　コーヒーサイフォン　ソムリエ

5杯分のコーヒーを淹れることができるサイフォンです。こちらもネクストシリーズと同じくステンレス製のメタルフィルターとネルフィルターがセットになっているため、さまざまな抽出方法が試せるのが魅力です。

またワインのデキャンタージュ（ワインを移し替える容器）から着想したロートの形状は、コーヒーの香りも楽しむことができます。

たっぷりのコーヒーを飲みたい方や香りも一緒に楽しみたい方におすすめです。

BONMAC　ゴールドサイフォン　3杯用

ラッキーコーヒーマシン株式会社が手掛ける、コーヒー機器ブランドであるボンマックのサイフォンです。ハリオのサイフォンであるテクニカと同じ仕様ですが、本体のカラーリングがゴールドで高級感があるのが魅力です。

家庭用から業務用まで幅広く使用されているので、本格的なコーヒーを家でも楽しみたいという方にぴったりです。

VANOW コーヒーメーカーサイフォンポット

シンプルなデザインでどんなインテリアにもなじむサイフォンです。ごく一般的なスタイルのサイフォンなので飽きにくく、長く使いたい方にぴったりです。

また価格も比較的リーズナブルなため、試しにサイフォンを使ってみたいという初心者の方でも手に取りやすくなっています。

コンパクトなサイズ感なので省スペースで収納できる点もうれしいポイントです。

Diguo　サイフォンコーヒーメーカー

ベルギーのサイフォンコーヒーメーカーブランドであるDiguoのサイフォンです。天秤式のサイフォンなので一味違う雰囲気のサイフォンをお探しの方におすすめです。

本体にはステンレス鋼を使用しているので丈夫でサビにくいのが魅力です。

Zhengpin　サイフォンコーヒーメーカー

天秤式のサイフォンです。全体的にゴールドカラーを施すことで、外国メーカーならではのエレガントな雰囲気を味わうことができます。

抽出したコーヒーはレバーを引くことでそのままカップに移すことができるので、スタンドからフラスコを持ち上げる手間が省ける点が魅力です。

Generic　バランスサイフォン式　コーヒーメーカー

アメリカのコーヒーメーカーブランドのサイフォンです。クラシカルな雰囲気が魅力の天秤式で、一般的なサイフォンとはちょっと変わった雰囲気のものを購入したい方におすすめです。

全体的にゴールドのメッキを施すことで高級感のあるデザインがポイントで、お部屋のインテリアのアクセントとしてもぴったりです。

BAOSHISHAN　コーヒーサイフォンセット

ハロゲンランプを使用したサイフォンです。直火を使用していないため安全性が高く、子供やペットがいるご家庭でも安心して使うことができる点が魅力です。

火加減の調節も5段階で行うことができるため、コーヒーの味にこだわりのある方でも微調整しやすいのがうれしいポイントとなっています。

BODUM　イーペボ　サイフォン式

デンマークの台所用品メーカーであるボダムのサイフォンです。発売から60年以上経った今でも愛される変わらないシンプルなデザインが魅力です。

ボダムのサイフォンは専用のプラスチックフィルターを使用していて、コーヒー豆本来の味を引き出すことができます。

サイフォン式ならではの、すっきりとした香り高いコーヒーを味わいたい方におすすめです。

Yama　Glass　卓上　コーヒーサイフォン

アメリカのサイフォンメーカーであるYamaのサイフォンです。ブラックで統一されたシンプルでスタイリッシュなデザインが魅力で、どんなインテリアでもなじみやすくなっています。

アロマとフレーバーを密封し豊かな味わいのコーヒーを抽出することが可能です。

KONO　KONO式サイフォン

日本のサイフォンブランドであるKONOのサイフォンです。コーヒー好きの開発者が手掛けたサイフォンで、今では家庭用からプロまで幅広い層に愛用されています。

コーヒーがフラスコに落ちてくる際に灰汁が入らない特殊な構造で、余計な雑味が入らないのが魅力です。

より本格的なサイフォンをお探しの方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

ツインバード　サイフォン式コーヒーメーカー

日本で唯一電気式のサイフォンを製造するツインバードのサイフォンです。電気式ですがアルコールランプを彷彿させるデザインが魅力で、サイフォンならではの見た目にもこだわりたい方におすすめです。

多機能なサイフォンが増える中こちらはあえてシンプルな構造で、誰でも簡単に使いこなせるのがポイントです。

手軽にサイフォン式のコーヒーを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

BODUM　サイフォンコーヒーメーカー

ボダムの電気式サイフォンです。コーヒー豆と水を入れてスイッチを押すだけで、簡単にコーヒーを抽出することができます。

自動で抽出してくれるので味がブレにくく、いつでもおいしいコーヒーを楽しむことが可能です。

またフィルターは洗って繰り返し使えるため、コスパがいいのも魅力です。

THANKO　火を使わない電気式サイフォンコーヒーメーカー『お家純喫茶』

手軽にコーヒーが抽出できる電気式サイフォンです。手順に沿って水とコーヒーの粉を入れるだけで、簡単に本格的な味わいのコーヒーを淹れることができます。

タッチパネル式の電源プレートが温度を管理して、撹拌時間の目安も教えてくれるので初心者の方でも挑戦しやすくなっています。

また価格が比較的リーズナブルな点もうれしいポイントです。

YJINGRUI　サイフォン　コーヒーメーカー

一度にたくさんの量を抽出できる電気式のサイフォンです。最大4杯分のコーヒーを抽出できるため、来客があった場合でも活用することができます。

また保温機能が付いているため、抽出したコーヒーを温かいまま保てる点も魅力となっています。

機能性の高いサイフォンをお探しの方におすすめです。

FYHKF　サイフォンコーヒーメーカーセット

サイフォン・マグカップ・コーヒーグラインダーなどがセットになったサイフォンです。サイフォンを初めて使う方のスターターセットとして、コーヒー好きの方へのプレゼントとしてもぴったりです。

サイフォンはスタンダードなアルコールタイプで、直火でコーヒーを抽出しているのを眺めて楽しむこともできます。

サイフォンの上手な使い方をチェック

サイフォンはちょっとしたコツをつかめば、初心者の方でもおいしいコーヒーを淹れられるようになります。

せっかくサイフォンを手に取ったなら、ぜひ淹れ方もマスターしてみてください。

サイフォンでおいしいコーヒーを淹れるコツ

ここでは、サイフォンでコーヒーを淹れるときのコツをご紹介します。具体的な淹れ方やサイフォンの使い方については、上記の動画で詳しく紹介されているので合わせてチェックしてみてください。

コーヒーをおいしく入れるためには新鮮なコーヒー豆を使うことが鉄則です。できるだけ焙煎後1週間以内のものを使うといいとされています。

また撹拌を行うときはやさしく行うことが大切です。粉に圧がかかりすぎると雑味の原因になることもあるので、強く混ぜすぎないように注意しましょう。

撹拌が成功するとロートの底に残ったコーヒーかすが『ドーム状』に膨らみます。抽出した後にぜひチェックして目安にしてみてください。

サイフォンのおすすめ20選まとめ

今回は、サイフォンのおすすめをご紹介しました。

サイフォンは本格的なコーヒーを味わったり、抽出風景を眺めるなどいろいろな観点から楽しむことができます。

使ったことがない方にとってはハードルが高そうなイメージですが、最近では手軽に試せるものも多数販売されているためぜひチェックしてみてください。