トイレリフォーム業者の選び方は?厳選5社を徹底比較!

トイレの交換タイミングは?新しくするメリット

トイレの交換タイミングはメーカーによって多少の誤差はあるものの、おおよそ10年と言われています。

では便器本体の交換を意識するのはどういったタイミングでしょうか便器自体は耐用年数も長く、ウォシュレットなどとは異なり壊れにくいので割れたりしない限り長く使えます。

しかし2006年以前のモデルは最新型モデルに比べて1回の洗浄に使用する水量が倍以上なので、交換することで節水メリットを得られます。

また2006年以降のモデルでも最新型トイレは大きく進化しているので、取り替えることでより快適に使える、掃除がしやすいなどのメリットが得られます。

トイレの種類

組み合わせ便器

「組み合わせ便器」は最も普及していて、どこにでもみられるタイプの便器です。タンクを含む便器と便座が独立していて、「便器はこれがいい。それに便座はこれを組み合わせたい」と好みのトイレにすることができます。

例えば「手洗いありで、ウォシュレット付き」のように選択できるイメージです。価格帯も比較的安価です。それに便座と便器が独立しているので、便座が壊れても全体を取り替えずに、便座のみ買い替えられます。

また、どのような便座にするか選択することができるので、ウォシュレット機能付きにして防汚性や清掃性、利便性を高めたり、コストにあわせて必要のない機能を省けます。

タンクレス・一体型トイレ

タンクレス、一体型トイレはどちらもデザイン性に優れている事が特徴です。一体型トイレとは、便器・タンク・便座(ウォシュレット)が一体となっているタイプです。

組み合わせ便器と比べると凹凸が少なく、掃除が楽です。手洗い器の有無も選択できます。一体感のあるデザインがよいですが、組み合わせ便器よりも少し割高になります。

タンクレストイレは、その名の通り水をためるタンクのないタイプのトイレです。シンプルな形なので掃除が楽、高さがないのでトイレルームが広く見えるというメリットがあります。

システムトイレ(キャビネット付きトイレ)

システムトイレとは、簡単にいうと、カタログに掲載されているような便器以外にも様々な小物や設備が整ったトイレです。

便器や手洗い器だけではなく、紙巻器やタオル掛け、手すり、化粧鏡などを選択して設置することができます。すべてをコーディネートできるので、トイレルーム全体が一体感のあるデザインに生まれ変わります。

人気トイレメーカー主要3社の特徴をご紹介!

TOTO

やはりトイレメーカーと聞いて一番に思い浮かぶのはTOTOという方が多いのではないでしょうか。ウォシュレットを開発した企業でもあり、トイレの導入実績は業界最大級といって良いでしょう。

TOTOのおすすめポイントとそれぞれの商品について解説します。TOTOのポイントは、汚れにくさにこだわった機能性や便器の素材などが挙げられます。

「使うたび除菌」は、トイレを使うたびに便器の中やウォシュレットのノズルなどを除菌する機能です。

次亜塩素酸を含む「きれい除菌水」を使用しており、水から自動生成した特殊成分が汚れを落とし、時間が経つと普通の水に戻るので時間が経ってもきれいな状態をキープできます。

また、TOTOのトイレには「汚れツルリン」という機能が備わっており、凸凹が少ない陶器のような素材も特徴のひとつです。

便器の表面は撥水加工を施され、さらに陶器にセフィオンテクト層を焼き付けることにより、汚れが蓄積せず流れやすい仕様になっています。

TOTOの3つ目の特徴は「お掃除超ラク」機能です。便器の凹凸を最低限に抑え、汚れが溜まらずにサッと拭きとるだけで掃除できる仕様となっています。

便座の外側・内側のどちらにもつなぎ目がなく、手が届きにくいところも掃除しやすいことがポイントです。もちろん商品種類も非常に豊富で、各家庭や使用用途に合わせた商品を選んでいただけます。

LIXIL

LIXILもTOTOと並ぶトイレ業界のトップシェアを占める企業です。価格が比較的リーズナブルで、デザインの高さや充実した機能に定評があります。

LIXILの商品の特徴は掃除のしやすさを重視して作られた機能や、ツルツルな素材を保つアクアセラミックなどがあります。

LIXILのトイレの機能の中でも、特に評価が高いのが「電動お掃除リフトアップ」です。フタと便座のすき間が掃除しやすいようパーツが上にあがる仕組みになっていて、汚れが蓄積しやすい場所を簡単にお手入れできます。

こまめに掃除することで臭いの発生を抑えて、快適にトイレを使えるでしょう。また、トイレに使用しているアクアセラミックは「100年経ってもきれいな状態」をコンセプトにした便器の素材です。

排泄物や水アカがこびりつかず、抗菌パワーで汚れの増殖を抑えられます。独自の技術を使ったアクアセラミック素材なら、汚れを気にすることなくトイレ掃除を簡単に終わらせることが可能です。

そして、「キレイ便座」はつぎ目を最大限なくし、汚れや水アカがこびりつくことを抑えた仕様の便座です。

従来は便座の裏側にパーツのつぎ目があり、そこに汚れが蓄積することがありましたが、キレイ便座はつぎ目がありません。

また、便座の裏側は防汚素材を使っており、日々の掃除を快適にする要素が詰まっている機能といえるでしょう。

Panasonic

Panasonicのトイレは汚れにくさに配慮した「激落ちバブル」「トリプル汚れガード」といった機能があります。また、トイレをおしゃれな空間に変えるオプションもおすすめポイントのひとつです。「激落ちバブル」は、水を流すたびに水流と泡で汚れを除去する機能です。ミリバブルとマイクロバブルを順番に排出することで、取り切れなかったミクロの汚れも除去して長く使い続けることが可能になります。

「トリプル汚れガード」は、水や排泄物の飛びはねを抑える機能です。「ハネガード」は便座を上げたタイミングで水位がさがり、さらに泡で飛びはねを抑えることで周りへ飛散してしまうことを防げます。また便座のフチを3㎜程度盛り上げて水などが外に垂れにくくなる「タレガード」、スキマから汚れが漏れない「モレガード」という3つの機能が搭載されています。

このように、水はね防止などの汚れ防止機能がスタイリッシュについているのがPanasonicの特徴です。

トイレリフォーム業者の選び方

リフォーム内容に合わせて依頼先を検討する

便器の交換や内装の張り替えなど、小規模なリフォームを検討している方であれば、リフォーム専門店への依頼を検討しましょう。

新築工事は請け負わずリフォームを専門に行う業者のことをリフォーム専門店と呼んでおり、直接依頼をする方法のほかに、設備メーカーのショールーム・家電量販店・ホームセンター・Web申し込み型のリフォームサイトなどでも申し込みができます。

リフォーム専門店は、ハウスメーカーや工務店よりも費用を抑えやすいのが一番の魅力です。リフォームの料金は工事に関わる業者の数が多いほど高くなります。

ですが専門店はプランニングから施工までに関わる業者が少なく済むでしょう。

既存のトイレを広く増築したり、新しいトイレを増築したり、介護用にトイレを広くしたりなど、家の構造に関わるレベルのリフォームをするなら、その家を建てたハウスメーカー・工務店への依頼がおすすめです。

家の構造や設計を最も把握しているのはその家を建てた業者です。とくにハウスメーカーの家には独自の工法が用いられることも多く、実際に家を建てたメーカーでしかリフォームができないというケースも珍しくありません。

まず、ハウスメーカーや工務店のアフターフォロー部門に連絡して、リフォームについて相談してみるのがよいでしょう。

マンションにお住まいの方なら、大規模なリフォームを手掛けているリフォーム専門業者への依頼も検討してみてください。

マンションのリフォームなら、大規模な工事でも構造部分にまで手を加えることはないので、リフォーム専門業者も選択肢に入れることができます。

相見積もりを依頼して料金を比較する

リフォーム業者選定の鉄則として、必ず複数社から見積りを取りましょう。3社程度を比較して検討すると良いでしょう。

特に料金が高額となりやすい、間取り変更なども含めた大規模なリフォームを予定している場合は、相場費用を知ることが重要ですので、必ず相見積もりを取ってください。

トイレ本体の費用だけではなく、工事費用も含めた料金で比較するように注意しましょう。

Webサイトでトイレ本体の割引率を大幅にアピールしているリフォーム業者も少なくありませんが、トイレが安くても工事費用が高い可能性も考えられます。

保証期間やアフターサービスを確認する

リフォーム後のトラブルは他人事ではありません。起きないようにするためにも、必ず保証について確認しておきましょう。1つ目は、トイレを設置した会社の保証である「工事保証」。

工事が完了した日から一定期間の間に生じた不具合を、無償で修理してくれる保証のことです。壁紙の張り替えや便器の交換など簡易的なリフォームであれば1年程度の保証があると心強いでしょう。

2つ目は、トイレを生産したメーカーの保証である「メーカー保証」。ウォシュレットが動かない場合や、温水便座が温かくならない場合などに、無償で修理を請け負ってくれます。

どこも無償期間は1〜2年と大きな差はありませんが、保証期間を5年や10年に延長する際の料金はメーカーや業者ごとに様々です。

利用する場合は、延長保証料もチェックしましょう。

トイレリフォームにおすすめの業者5選!

おすすめの交換業者その1:正直屋

正直屋はメーカーと直接やり取りしているので中間コストがかかりません。その他、すべて自社施工のため、人件費や広告費に余計なコストをかけずに済みます。

利用者に満足してもらうことに全力であるからこその取り組みだといえるでしょう。他社より価格が高い場合は、価格を変更してくれる場合も。

気軽に相談できるのも正直屋の魅力です。更に、追加料金や迷惑な営業電話は一切なし。工事後も利用者に負担をかけることがないので、安心して工事を依頼できます。

対応スピードが速いことも特徴の1つです。全国に100店舗以上を構えている正直屋は、店舗近くだと最短30分で対応してくれます。たとえ離れた地域であっても、急ぎであれば最短即日対応可能となっています。

施工に関しては経験豊富な自社スタッフが対応するので、スムーズに交換・修理してくれます。もちろん、1つ1つ丁寧で手抜きすることはありません。

対応地域を徐々に拡大しているため、今後ますます利用しやすくなることでしょう。また、地域密着型のお店として、多数のメディアにも取り上げられています。こういった点も安心できる材料です。

おすすめの交換業者その2:TOTO リモデルクラブ店

TOTOリフォームでは、トイレの総合的なリフォームを請け負っています。手洗い場や床はもちろん、タオル掛けやトイレットペーパー受けなどの細かい部分までリフォームしてくれます。

そんなTOTOリフォームは、全国約5,000以上の「リモデルクラブ店」と呼ばれるリフォーム店を選べるのが特徴です。TOTO独自の基準をクリアしているので、安心してリフォームを依頼できるでしょう。

TOTOリフォームの公式サイトで検索すれば、各リモデルクラブ店の公式サイトにたどり着くことができます。

施工実績・年間施工数・得意分野・スタッフの顔などを掲載しているので、リフォームを依頼するときの参考にしてみてください。

TOTOリフォームでは、最大5つのリモデルクラブ店へ同時に見積もりを依頼できるのが魅力です。リフォーム時に気になる費用を5社分も比較できるのはうれしいポイントといえます。

もし、見積もりを依頼する前に不安や悩みがある場合には、TOTOリフォームの「リモデルサポートデスク」を利用しましょう。365日無料相談を受け付けているので、気軽に相談することができます。

また、全国100か所以上にあるTOTOショールームで基本的な施工内容を実際に見ることも可能です。あらかじめリフォームイメージを掴みたい人は、ぜひショールームに足を運んでみてください。

建設業許可証は500万円以上の施工をする際に必要な資格ですが、TOTOリモデルクラブ店のほとんどが許可証を取得しています。

バリアフリー施工やトイレ全体のリフォームなど、規模の大きい工事ができる証明になります。規模の大きいリフォームを検討している人は、業者選びの参考にしてみてください。

おすすめの交換業者その3:LIXILリフォーム

LIXILのリフォーム部門であるLIXILリフォームは、住宅全般のリフォームに対応しています。リフォームの相談やリフォーム店の紹介を無料でしてくれるのが特徴です。

リフォーム相談サービスでは、コンシェルジュが要望や悩みを聞いてさまざまな提案をしてくれます。相談は電話・メール・オンラインの3つの方法があります。

ただし、電話とオンラインは水曜日が休みなので、事前に日程を調整しておきましょう。リフォーム店紹介サービスは、リフォームの内容や部位などをヒアリングしたうえで、リフォーム店を紹介してくれます。

紹介されるのはLIXILが定めた審査に合格した店のみ。さらに、安心して任せられるよう、保証制度も用意されています。

無料の工事完成保証制度は、紹介されたリフォーム店が何らかの理由で工事続行不可能になったときの保証です。工事開始前なら返金、工事の途中なら無料で代わりのリフォーム店を紹介してもらえます。

代わりのリフォーム店による工事費用が事前の見積もり金額を超えた場合は、差額を負担してくれます。また、紹介したリフォーム店と契約をすると、5年の長期保証サービスが無料で利用できるのも魅力です。

10年の保証なら、1商品だけでもセット価格でお得に保証サービスを利用できます。

基本的に保証は2年間となっていますが、リクシルオーナーズクラブに登録すると1年延長されます。登録料と年会費は無料なので、登録しておくのがおすすめです。さらに、有料ですが長期の保証サービスも用意されています。

5年と10年の2種類があり、期間中の修理は何度でも無料です。料金は製品によって異なり、3点以上の商品で同時に加入するとお得なセット割があります。

LIXIL製品の使い心地が気になる人は、全国80か所以上にあるショールームを訪れるのがおすすめです。商品の使用感を試せるだけでなく、商品知識が豊富なスタッフに相談することもできます。

ショールームに行く時間がない人は、オンラインショールームを利用してみましょう。オンラインでコーディネーターに相談しながら、さまざまな商品を比較できます。対応時間は9時から20時までです。

おすすめの交換業者その4:クラシアン

暮らし安心クラシアンのCMでもお馴染みのクラシアンは、トイレ交換も依頼できる水道修理業者です。クラシアンの特徴をまとめてみました。

まずは取り扱いメーカーの豊富さがクラシアンの大きな特徴です。クラシアンが取り扱っているメーカーはTOTOやLIXIL、Panasonicのトイレです。

大手メーカーのトイレに加えて、クラシアンオリジナルの温水洗浄暖房便座など、オリジナル製品を特別価格で取り扱っています。

洋式トイレの交換はもちろん、和式トイレから洋式トイレへのリフォームや、小便器の交換も可能です。作業実績が豊富なクラシアンは、トイレ工事を行って30年以上の実績とノウハウがあります。

さまざまな水道工事に対応する中でトイレのトラブルに関する依頼が最も多く、トイレ交換の作業実績も豊富です。実績数が多いということはすなわち信頼されている証拠ですね。

また、利用者が多いとどうしてもネガティブな口コミが出てきがちですが、クラシアンは口コミ評判もいいです。良くない口コミがないわけではありませんが、口コミの数からみると、良い口コミが圧倒的に多いようです。

おすすめの交換業者その5:交換できるくん

交換できるくん」は、ネットで注文してトイレの交換ができるリフォーム業者です。写真を送って見積もりをしたあとネットで注文すれば、あとは工事当日に立ち会うだけで新しいトイレに交換できます。

なお、既存のトイレの撤去・廃棄費用も見積もりに含まれており、当日に想定外の費用がかかることがないのもうれしいポイントです。必要な工事費用は事前に必ず伝えてくれます。

他業者の見積もりも取ったうえで、相場価格を調べる目的に使用するのも良いかもしれません。

トイレ交換のタイミングで新型のモデルを調べてみよう

トイレメーカーや設置業者についてまとめてみました。トイレは10年が交換目安となっています。また最新機種ほど節水などの環境に配慮していたり、汚れが付きづらい様々な工夫が施されています。

壊れていないからといって交換しないのは、実は損しているかもしれません。ぜひ最新のトイレ事情を知って検討してみてください。

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