【防犯グッズのおすすめ10選】玄関ドア 窓 補助錠 女性の持ち歩き

防犯グッズのおすすめ10選!種類や選び方

防犯対策に効果的なグッズを探していませんか?

思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、大切なのが防犯対策です。最近では空き巣対策を行っている家庭が増えていて、徐々に被害が減っている傾向にありますが住宅への侵入は『忍び込み』や『居空き』などもあります。

そのため不在時だけでなく在宅時の対策や、自分自身の身を守るための対策を行うことも大切です。

そこで今回は、防犯グッズの種類や選び方をご紹介します。

 

防犯対策は必要?

周りに被害に遭った人がいないと何となく自分は大丈夫!という気持ちになって、なかなか対策に踏み切れないという方もいらっしゃると思います。

最近では防犯対策を強化している住宅が増えた影響で空き巣被害が減っているという話も耳にしますが、完全になくなったわけでなないので対策を行っておくと安心です。

 

防犯対策を行っていない家は侵入されやすい

防犯対策を行っていない家は侵入されやすい

警視庁の調査によると、令和元年の侵入窃盗被害認知件数は5万7808件となっています。

最近では、住宅の防犯対策意識が高まっていて平成16年ごろから減少傾向にあるものの、未だ多くの被害が出ていることには変わりありません。

住宅に侵入する犯人はできるだけ短い時間で侵入できる家を事前に調査してから犯行に及ぶため、防犯対策を行っていない家は特に狙われやすくなります。

 

いちばん多いのは窓からの侵入!

侵入犯が住宅へ侵入する経路として、いちばん多いのが『窓』と言われています。

『窓を割るって音が鳴るし周りにすぐ見つかりそう』と思いがちですが、使用する工具によっては周りが全く気付かない程度の音しかならない方法もあります。

また窓についているクレセント錠は、実は鍵ではなく『締め金具』なので防犯性はほとんどありません。

このような理由から、窓は侵入盗に狙われやすいので対策を行う必要があります。

 

>>>自宅『窓』の防犯対策

 

玄関からの侵入方法は?

最近は鍵の防犯性が上がりピッキングでの侵入が難しくなってきたため、サムターン回しという方法が主流になりつつあります。

ドアスコープを破壊したり鍵の横に小さな穴を開け、そこから特殊な工具を差し込みサムターン(内側の鍵)を回して解錠する手口です。

またドアとドア枠の少しの隙間にバールを差し込んで、カンヌキを破壊して無理やり侵入するといった方法もあります。

防犯性の高い鍵を設置していても狙われてしまう可能性もあるため、玄関の防犯対策もしっかり行っておくと安心です。

 

>>>自宅『玄関』の防犯対策

 

意外と多い無施錠が原因の侵入

続いて多いのが無施錠による侵入です。鍵を閉めずに外出なんてありえないと思いがちですが、『ちょっとゴミ捨て』や『近所の人と世間話』というわずかな時間でも侵入されてしまうことがあります

またオートロックがついているからと安心して、鍵を閉めずに外出している間に侵入されるケースも発生しているようです。

オートロックは完全に部外者の侵入を防ぐことができるものではないため、必ず鍵をかけて外出するようにしましょう。

 

自宅への侵入は空き巣だけじゃない

自宅への侵入は空き巣だけじゃない

住宅への侵入方法は空き巣以外にも『居空き』や『忍び込み』といった方法があり、不在時だけ対策を行っておけば安全というわけではありません。

そもそも『空き巣』、『居空き』、『忍び込み』って何が違うの?という方は下記の表を確認してみてください。

 

【それぞれの侵入方法の違い】

名称 侵入方法
空き巣 外出している間に侵入する
居空き 在宅中、他のことをしている隙に侵入する
忍び込み 寝ている間に侵入する

 

空き巣は不在時に侵入する方法ですが、居空き・忍び込みに関しては家にいるときでも侵入してくる方法で、運が悪いと鉢合わせしてしまう危険性もあります。

空き巣に比べると被害件数は少ないものの鉢合わせして犯人が逆上し、危害を加えてくるリスクを考えると在宅時の防犯対策もしっかり行っておく必要があります。

 

>>>在宅中の居空き・忍び込み対策

 

自宅の防犯対策はどんなものがある?

自宅の防犯対策といっても、どんなことを行ったらいいのか分からない方もいらっしゃると思います。

空き巣などの侵入盗は侵入するまでに5分以上かかる場合はあきらめるといわれているため、できるだけ時間を稼ぐための対策が効果的です。

ここでは、自宅の防犯対策を行う方法をご紹介します。

 

自宅『窓』の防犯対策

自宅『窓』の防犯対策

特に掃き出し窓は人が出入りするための窓なので、鍵さえ開けられてしまえば簡単に侵入されてしまいます。

窓に防犯グッズを設置することで侵入をあきらめさせたり、未然に犯行を防ぐことができるのでおすすめです。

窓の防犯対策には、下記のようなものがあります。

 

【窓の防犯対策一覧】

ガラスフィルム

フィルムを貼ることでガラス破りを防止します。

 

  • DIYで貼る場合はクレセント錠の付近に貼るタイプが簡単に施工できます。
  • 窓全体に貼るタイプは専門業者への依頼がおすすめです。
補助錠

万が一ガラスが割られた場合でも、窓を開けられるのを防ぐことができます。

 

  • 両面テープで窓枠に貼るタイプや、サッシの水差しに固定するタイプなどがあります
窓用ブザー

窓の異変を感知して周囲に知らせる、大きな音で犯人に威嚇する効果があります。

 

  • 窓に加わった衝撃を感知して警報音を鳴らす『衝撃検知型』と、窓が開いたことを検知して音が鳴る『解放検知型』があります。
  • 衝撃検知型は、強い風や何かをぶつけてしまった小さな衝撃でも音が鳴ることがあります。誤作動が心配な方は、開放検知型の取り付けがおすすめです。

 

自宅『玄関』の防犯対策

自宅『玄関』の防犯対策

最近では防犯性の高い鍵を使用している住宅が増えたため、ピッキング以外の方法で侵入されることが多くなっています。

防犯性の高い鍵が取り付けてある場合でも、加えて他の対策も行っておくことがおすすめです。

玄関の防犯対策は、こちらを参考に行ってみてください。

 

【玄関の防犯対策一覧】

補助錠

玄関に鍵を追加することで、侵入までの時間を稼ぐことができます。

外側に設置すれば防犯対策を行っていることが分かるので、抑止効果を高めることも可能です。

 

  • ネジで固定する、両面テープで固定する、ドア枠にはめ込むタイプなどがあります。より防犯効果を高めるならネジ固定式の方がおすすめですが、賃貸はネジ穴をあけられないので注意しましょう。
  • 内開き用と外開き用など取り付け可能なドアが決まっていることもあるので、購入前に事前に確認しましょう。
サムターンカバー

特殊な工具を差し込まれても、サムターンに工具が届かないようにすることができます。

 

  • 両面テープやねじ止めタイプなどがあります。
ドアガード

ドアとドア枠の間の隙間が空いているときに、プレートを設置することで工具を差し込めないようにすることができます。

 

  • ネジで固定する必要があるので、賃貸に住んでいる場合は取り付けることができないので注意しましょう。

 

在宅中の居空き・忍び込み対策

在宅中の居空き・忍び込み対策

たとえ在宅中でも窓や玄関の鍵を開けたままにしていると、食事や入浴中を狙って不審者が侵入してくる可能性があります。

特に家が塀や大きな木で囲まれている場合は、死角になっているため外から不審者が侵入していることに気づきにくくなります。

在宅中の対策としては、侵入者の存在にいち早く気付くための対策がおすすめです。

 

【在宅中の防犯対策一覧】

センサーライト

人を感知するとライトが点灯するため、侵入者の存在に気が付きやすくなります。夜間の対策に効果的です。

 

  • 乾電池、電源コード、ソーラーパネルなどさまざまな種類の電源があります。
  • 屋外に設置するため、防水性能のあるものを使用しましょう。
防犯砂利

砂利の上を歩くと大きな音が鳴るので、侵入者に気が付くことができます。また音に驚いて侵入をあきらめさせる効果もあります。

 

  • 防犯砂利はガラス加工したものが一般的です。安価で軽く、音が大きいのが特徴です。ただし非常にもろい素材のため、定期的に交換する必要があるので注意しましょう。

 

自宅の防犯対策オススメグッズ10選

住宅の防犯性を上げたいときは、市販のグッズを使った対策がおすすめです。

防犯グッズはネットショップやホームセンターなどで購入することができ、取り付けも比較的簡単に行えるものが多くなっています。

ここでは、住宅の窓・玄関・住宅の周辺などに使える防犯グッズをご紹介します。

 

窓の防犯対策グッズ

ここでは、窓の防犯対策グッズをご紹介したいと思います。

 

ノムラテック ウインドロックZERO 3個

 

 

窓サッシに差し込むタイプの補助錠です。窓を固定したあと鍵を外しておけば2重ロックすることができます。

少し窓を開けた状態で固定することもできるため、在宅時にちょっと換気したいというときでも安心です。

 

WAKI サッシ窓用ロック ワンタッチ・シマリ 3枚入り

 

 

窓枠に両面テープで貼り付けるタイプの補助錠です。貼る位置によっては、換気を行うときの簡易ロックとしても使用することができます。

ワンタッチで施錠することができるため、鍵を何個も閉めたり開けたりするのが面倒!と思う方におすすめです。

 

ELPA 薄型ウインドウアラーム 2個入り

 

 

窓に衝撃が加わったとき、窓が開けられたときにアラーム音を鳴らし、周囲に危険を知らせることができます。

付属の両面テープで窓に貼り付けるだけなので、賃貸でも使用することが可能です。

窓の外には防犯装置作動中の警戒表示が見えるようになっていて、犯行を抑止する効果をアップすることもできます。

 

保険付透明ガラス専用防犯フィルム

 

 

クレセント錠周辺のガラスに貼っておくことで、ガラス破りによる犯行を防ぐことができます。厚さ360ミクロンのフィルムが複層にて構成されているので頑丈な点がメリットです。

万が一の場合の保険がついているので、購入後は登録を行っておくのがおすすめです。(いくつかの条件を満たす必要があります)

 

玄関の防犯対策グッズ

ここでは、玄関の防犯対策グッズをご紹介します。

※補助錠はドアの規格や開き方によって取付ができないことがあります。購入する前に、取り付けたい場所に合うかを確認するようにしましょう。

 

スチール製あきすばん 振り子カバー付き

 

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

 

サムターンにかぶせて両面テープで固定するだけなので、簡単に取り付けることができます。スチール製のため、燃やしてカバーを落とす手口への対策もバッチリです。

 

ガードロック外開き1枚扉用 留守わからん錠

 

 

扉や壁に穴をあけずに取り付けることができる補助錠です。鍵を常時取り付けたまま扉の開閉を行うことができるので、不在・在宅を悟られることがない点がメリットです。

防犯性の高いディンプルキーを使用しているため、ピッキングのリスクも低くなっています。

 

ベスト 281 ビッグガードプレート

 

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

 

ドアとドア枠の隙間を埋めて、カンヌキが破壊されるのを防ぐことができます。ネジで固定する必要があるので、賃貸の場合は大家さんや管理会社に確認を取ったうえで購入することがおすすめです。

 

Qrio Lock

 

 

玄関から侵入される原因として多いのが無施錠です。オートロック機能がついているため、鍵の閉め忘れを防ぐことができます。

取り付け工事は必要なく、両面テープで貼り付けるだけなので誰でも簡単に設置可能です。サムターンの形状によっては取り付けられないことがあるため、購入前に確認してください。

 

住宅周辺の防犯対策グッズ

ここでは、住宅周辺の防犯対策グッズをご紹介します。

 

アイリスオーヤマ 乾電池式LED防犯センサーライト

 

 

人の動きを感知して自動的に点灯するので、誰かが侵入した時に素早く気が付くことができます。乾電池式で設置場所を選びません。防水仕様なので、屋根がない場所へ設置を行うことも可能です。

 

アイリスオーヤマ 砂利 防犯砂利

 

 

踏むと石同士が擦れて大きな音を出すことができます。庭など人目につきにくい場所に敷いておけば、不審者の侵入を防ぐことが可能です。

 

自分の身の回りの防犯対策も忘れずに行う

自宅の対策だけでなく、帰宅中などに犯罪に巻き込まれないための対策を行っておくことも大切です。

ただし護身用のグッズは管理が難しいため、どれを選んだらいいのか分からない方もいらっしゃると思います。

そこでここでは、管理が簡単な護身用グッズをいくつかご紹介したいと思います。

 

身を守るための防犯グッズを持ち歩くのもオススメ

特に小さな子供や女性などは、万が一の場合に力では敵わない場合があるため防犯グッズを身に着けておくことがおすすめです。

護身用のグッズでよくあるのが催涙スプレーやスタンガン、護身棒などですがこれらは、犯人に近距離で使用する必要があり逆に自分の身に危険が及ぶ可能性があります。

また、これらのグッズを持ち歩くことは軽犯罪法に触れることがあるため、部屋に備えておくことしかできません。

そのため普段持ち歩く防犯グッズとしては、防犯ブザーやフラッシュライトがおすすめです。犯人の動きを止めて、逃げる隙を作る効果が期待できるので取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

防犯ブザー 130㏈ LEDライト付き

 

 

引っ張るだけで簡単にブザーを鳴らすことができます。130㏈の大音量を出すことができるので、周囲に危険を知らせるだけでなく不審者を驚かす効果もあります。

シンプルなデザインなので、どんなバッグにも合わせることができるのもポイントです。

 

オーム電機 LEDペンライト フォーカス付き 200ルーメン

 

 

フォーカス機能付きで1点に明るさを集中させることができるため、犯人を怯ませる効果を高めることができます。軽量で小型なので持ち歩きやすいのもメリットです。

 

犯罪に巻き込まれないための行動を心がけることも大切

犯罪に巻き込まれないための行動を心がけることも大切

特に暗くなってから帰宅するときは、犯罪に巻き込まれないように下記のような対策を行っておくことがおすすめです。

 

【日頃からできる防犯対策】

  • 防犯グッズを携帯する
  • 音楽を聞きながら、電話をしながら歩かない
  • できるだけ明るくて人通りが多い道を通る
  • 遅くなった日はタクシーを利用する

 

音楽聞いたり電話をしていると注意力が散漫になります。ながら歩きはせず、できるだけ早足で歩くことを心がけるのがおすすめです。

また万が一何か起こった場合に備えて、常に防犯グッズを携帯しておくことも大切です。犯罪に巻き込まれないために、日頃から意識して行動しましょう。

 

防犯グッズのオススメ10選まとめ

今回は、防犯グッズのオススメ10選をご紹介しました。

最近では、簡単に自分で取り付けられるグッズや安価で取り入れやすいものが増えているため、手軽に防犯対策を行うことが可能です。

空き巣などの被害に遭わないためには、日頃から住宅や身の回りの防犯対策を行っておくことが大切なので、今回ご紹介した方法を参考に行ってみてはいかがでしょうか。