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【虫除けスプレーおすすめ10選】選び方 赤ちゃんに優しい

虫除けスプレーのおすすめ10選!種類や選び方

虫除けスプレーの種類や効果的な選び方をお探しではありませんか?

夏場の外出、登山やキャンプといったアウトドア、海外旅行などの際は虫刺され対策に虫除けスプレーを用意しておくと安心です。

しかし、虫除けスプレーにはさまざまな種類があるので、目的や用途に合ったものを選ぶのが大変だと思う人もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、虫除けスプレーの種類や選び方、おすすめの虫除けスプレーをご紹介したいと思います。

虫除けスプレーを成分・濃度から選ぶときのポイント

虫除けスプレーを成分・濃度から選ぶときのポイント

虫除けスプレーが虫を寄せ付けにくくする効果は、スプレーに含まれる液剤の成分によるもので、具体的には下記の3種類があります。

  • 【虫除けスプレーの成分】
  • ディート
  • イカリジン
  • 天然由来成分(植物など)

虫除けスプレーは種類によって『成分』や『成分の濃度』が異なるため、目的や用途に合わせて選んでみましょう。

ここでは、虫除けスプレーの成分や濃度についてご説明したいと思います。

虫除け効果が高い『ディート』を使った虫除けスプレー

虫除け効果が高い『ディート』を使った虫除けスプレー

ディートは、日本でも古くから使用されている一般的な虫除け成分です。

忌避効果が高く、カやマダニをはじめとして幅広い害虫に適用されるため、アウトドアなどしっかりとした虫除けが必要なシーンでの使用が効果的です。

しかし、濃度が高いものは『医薬品』として扱われるなど薬効が強い成分のため、実際に使用するときは適切な取り扱いを心がけましょう。

とくに、肌が敏感な人や乳幼児に使用する場合は注意が必要です。

ディートを含む虫除けスプレーを使用するときの注意点

ディートを含む虫除けスプレーを12歳以下の子供に使用する場合は、皮膚への影響などを避けるために、厚生労働省が定めた『使用回数制限』を守りましょう。

使用回数は子供の月齢によって、下記のように定められています。

  • 6か月未満の乳児には使用しないこと。
  • 6か月以上2歳未満は、1日1回
  • 2歳以上12歳未満は、1日1~3回

引用:厚生労働省|ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について

回数に関係なく、顔には塗ることができません。また、手に塗る場合は、子供がなめてしまわないように気を付けましょう。

『汗で流れて何度も塗り直す必要がある』『顔に塗ったり、6か月未満の赤ちゃんに塗る必要がある』などの場合は、ディートの虫除けは控えて『イカリジン』『天然由来成分』を使っているタイプを選ぶことをおすすめいたします。

また、ディートの成分はプラスチック、レーヨン、革を溶かす作用があるため、服の上から散布したい場合もほかの成分を選んだほうがいいでしょう。

>>>『イカリジン』を使った虫除けスプレー

>>>『天然由来成分(植物など)』を使った虫除けスプレー

安全性・有効性が認められた『イカリジン』を使った虫除けスプレー

安全性・有効性のある『イカリジン』を使った虫除けスプレー

イカリジンは、『防除用医薬部外品(医薬品より弱く、化粧品より強い)』の虫除け成分です。

日本では2015年から使われるようになった比較的新しい成分ですが、ディートより安全性が高いという観点から現在ではディートと同じくらい広く普及しています。

肌への刺激が少ないため乳幼児にも使用が可能で、回数や顔への制限もありません。

イカリジンを含む虫除けスプレーを使うときの注意点

イカリジンの虫除けスプレーは、『蚊、ブヨ、アブ、マダニ』の4種のみに効果を発揮します。ディートと比べると適用害虫が少ないので注意しましょう。

イカリジンは刺激が少なく服の上からも散布できますが、一部の製品は『ストッキング・革製品不可』など特定の素材への使用をNGとしている場合もあるため、使用前に確認しておくと安心です。

薬剤不使用の『天然由来成分(植物など)』を使った虫除けスプレー

薬剤不使用の『天然由来成分(植物など)』を使った虫除けスプレー

ハーブなどの植物から抽出した成分で作られている虫除けスプレーは、『天然由来成分』『オーガニック』などの表記があります。

レモンユーカリ・ミントなど虫の苦手な香りを身に着けることで、虫が寄り付きにくくなる効果が期待できます。

天然成分系の虫除けはスッキリとした香りのものが多く、虫除けスプレー特有の臭いが苦手な人にもおすすめです。

薬剤を使っていないため、一部の製品は乳幼児にも使用できます。ただし、中には『5~6歳から』と年齢制限があるものや、アルコールが含まれるものもあるので、子供に使用する場合はあらかじめラベルの注意書きを確認しておきましょう。

天然由来成分の虫除けスプレーを使うときの注意点

天然由来成分のみを使用している虫除けは薬剤使用のものと比べると効果が薄く、香りもそれほど持続しないのでこまめな塗り直しが必要になることがあります。

また、虫除けスプレーの適用害虫は使用している植物の種類によって異なる場合があるので、購入前にラベルの内容をチェックしておくことをおすすめします。

天然由来成分のアロマオイルは猫への使用を避ける

天然由来のスプレーは『ペットの虫除けに使える』と言われることが多いですが、スプレーの原料であるアロマオイル(精油)は、猫に使うと中毒を起こしてしまうことがあるので猫への使用は避けましょう。

犬はアロマオイルを代謝できるため、『犬に使用できます』と表記のあるものを既定の量で使用するだけなら比較的安全ですが、なめて口に入れさせないように注意が必要です。

虫除けスプレーと『成分の濃度』の関係とは

虫除けスプレーと『成分の濃度』の関係とは

ディートやイカリジンを含む虫除けスプレーは、必ず『成分濃度』が表記されています。濃度が高いほど、薬剤がたくさん含まれることになります。

濃度の上限はディートが『最大30%』まで、イカリジンは『最大15%』までで、濃度が高いほど『1回のスプレーでの持続時間が長くなる』といわれています。

しかし、濃度が高すぎると刺激が心配なので、普段使いするときは濃度が控えめのものを選ぶと安心です。ディートは10%前後、イカリジンは5%前後を目安にしてみましょう。

ディートの虫除けスプレーは濃度によって分類が変わる

ディートは濃度12%以上から『医薬品』として扱われ、ツツガムシ・ナンキンムシなどへの効果も認められるようになります。

ただし、濃度が高いと刺激も強くなるため、肌が敏感な人や子供に使うのが不安なときは事前にパッチテストを行っておくといいでしょう。

虫除けスプレーの種類と選び方を紹介

虫除けスプレーの種類と選び方を紹介

種類によって用途や効果が異なる『成分』は虫除けスプレーを選ぶときの重要なポイントですが、『スプレーの種類』や『サイズ』なども使い勝手に関係するので、選ぶときに考慮してみるといいかもしれません。

ここからは、虫除けスプレーを成分以外で選ぶときのポイントについてご紹介したいと思います。

虫除けスプレーを『スプレーの種類』で選ぶ

虫除けスプレーを『スプレーの種類』で選ぶ

虫除けスプレーは『ボタンを押してスプレーを噴射し、虫除け成分を肌(または服)につける』のが基本的な使い方です。

しかし、同じスプレーでも『エアゾールタイプ』『ミストタイプ』ではそれぞれ特徴が異なるので、下記の表も参考にしながら用途に合ったものを選んでみましょう。

種類 説明
エアゾールタイプ

スプレー缶の中にガスが入っており、ガスの圧力で広範囲に勢いよく噴射できる。

勢いがあるぶんスプレーが飛び散りやすく、人によってはむせてしまう点に注意

ミストタイプ

液体の虫除け成分を霧状にして噴射する。プラスチックのスプレーボトルに入っていることが多い。

飛び散りにくく虫除け成分をしっかり肌につけることができるが、塗りムラに気を付ける。

スプレーした後に手で塗り広げてムラをなくす場合、手がべたつくことがある

スプレー以外の方法で使用する虫除けグッズ

スプレーではありませんが、スプレーと同じように肌に塗って使う『ジェル・クリームタイプ』の虫除けもあります。

ジェル・クリームタイプの虫除けは、『手に取って塗り広げる』方法で使用し、手で直接塗布するので『ムラになりにくい』『指の間などスプレーが届きにくい場所にも塗れる』などの利点があります。

また、虫除け成分を含んだシートで体を拭いて使う『シートタイプ』も販売されています。

>>>ジェルタイプの虫除け

>>>シートタイプの虫除け

『飛行機持ち込みOK』の虫除けスプレー

『飛行機持ち込みOK』の虫除けスプレー

台湾や東南アジアなど蚊の多い地域に旅行や出張に行く場合、虫刺されや蚊が媒介する感染症のリスクから身を守るために、国内から虫除けスプレーを持って行く人も多いです。

しかし、ガスを使用しているスプレー(エアゾール)タイプの虫除けスプレーは、入国先や航空会社によっては飛行機の中に持ち込めない場合があります。

エアゾールタイプの持ち込みができない場合は『ミスト(液体)タイプ』や『ジェルタイプ』の虫除けスプレーを持って行きましょう。

虫除けスプレーを機内持ち込みする場合の注意点

液体物を機内に持ち込む際は、『100ml以下の容器に入れる』『持ち運び・保管時に特定の袋に入れる』など、取り扱いに細かいルールが設けられています。

持ち込みのルールは行き先(国内線・国際線)や航空会社などによって異なることがあるため、不明な点があるときは利用する航空会社や旅行会社へ問い合わせて確認されることをおすすめします。

『窓・室内』で使う虫除けスプレー

家の中にいる場合は、『窓や網戸など虫が入ってきそうな場所に虫除けスプレーをかける』『室内空間用の虫除けスプレーを散布する』などの方法があります。

市販の殺虫剤には虫が寄り付きにくくなる『忌避効果』が含まれているため、『夜に網戸へ虫が集まってきて気になる』などでお困りのときは殺虫剤をスプレーして対策してみましょう。

また、忌避効果を重視したタイプの殺虫剤を使うとより効果的です。

虫除けスプレーのおすすめ10種類を紹介

虫除けスプレーのおすすめ10種類を紹介

虫除けスプレーは、ドラッグストアやホームセンターなどで販売されています。

しかし、種類が多すぎるとどれを選べばいいのか迷ってしまう人もいるかもしれません。

そこでここからは、虫除けスプレーのおすすめを10種類ご紹介したいと思います。

アース 医薬品 サラテクトリッチリッチ30

『肌用虫よけ』でのAmazon売れ筋ランキング1位(2021年7月時点)、ディートを上限の30%まで配合したミストタイプの虫除けスプレー(医薬品)です。

強力な虫除け成分のディートが最高濃度まで入っているので、『とにかく長持ちする虫除けスプレーを使いたい』という人におすすめです。

カ、アブ、ブヨ、マダニなどのおもな虫のほかに、イエダニ、ノミ、ナンキンムシなども適用害虫に含まれています。

アース サラテクト虫よけスプレー 無香料

ディート10%配合の、エアゾールタイプの虫除けスプレーです。

公園などふだんの外出などで使う場合は、ディート濃度が少なめのものだと安心です。

香料のにおいや、虫除けとほかのにおいが混ざるのが苦手な人は、無香料タイプを選んでみましょう。

天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン ミストタイプ

『蚊よけ』でのAmazon売れ筋ランキング1位(2021年7月時点)、イカリジンを上限の15%まで配合した、ミストタイプの虫除けスプレーです。

濃度が高いものは『効果時間が長続きする』ことが期待できるので、頻繁な塗り直しが面倒なときは高濃度のものを選んでみましょう。

この製品はコンパクトな携帯サイズで、外出時の持ち運びや機内持ち込みにも向いています。

KINCHO プレシャワー お肌の虫除けスプレー

『フローラルソープ』の柔らかな香りがついた、ミストタイプの虫除けスプレーです。

イカリジンはディートと比べると肌への刺激が少ないですが、濃度が高すぎるとにおいが気になったりむせやすくなることがあります。

上記の製品はイカリジン濃度が『5%』で、薬剤の刺激が苦手な人でも比較的使いやすくなっています。

babybuba (ベビーブーバ) オーガニック ボディスプレー

『生後6か月』から使用可能の、天然由来成分を使った虫除けスプレーです。

薬剤不使用のため刺激が少なく、服の上からスプレーすることもできます。

また、『アルコールフリー』でエタノールを使用していないので、赤ちゃんだけではなく妊娠中の方でも使いやすくなっています。

A.P.D.C. ニーム&シトロネラスプレー

※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。

犬用の虫除けスプレーです。

フィラリアなど蚊による感染症を予防するために、散歩に行く際は愛犬にも虫除け対策をしておくと安心できると思います。

天然由来成分は犬にも影響を与えにくいですが、万が一舐めてしまったときに備えて『犬用』の製品を使用されることをおすすめいたします。

KINCHO プレシャワー お肌の虫よけジェル

ジェルタイプの肌用虫除けです。

スプレーではありませんが、スプレーを直接かけるのが不安な乳幼児への虫除けにおすすめです。

キャップを片手だけで開けることができ、赤ちゃんを抱いたまま使える便利な構造になっています。

天使のスキンベープ 虫除け シート プレミアム

シート(ウェットティッシュ)タイプの肌用虫除けです。

ジェルタイプと同様にスプレーを吸い込む心配が少ないので、乳幼児から大人まで誰でも使いやすい利点があります。

ウェットティッシュと同じようなパッケージに入っているので、使いきらない場合はしっかりシールでふたをしてシートが乾かないように保管しましょう。

虫こないアース 虫よけスプレー

窓ガラスや網戸に使用するタイプの虫除けスプレーです。

網戸、窓、すだれなどにスプレーしておくと、約2か月間虫を寄せ付けにくくする効果が続きます(使用環境によって前後する場合があります)。

寄ってきた虫に直接スプレーして、殺虫剤としても使用することができます。

フマキラー おすだけベープ ワンプッシュ式

室内に侵入する虫の対策をする場合は、室内空間用の虫除けスプレーを使ってみましょう。

室内の空間に向けてスプレーを散布すると殺虫剤成分が広がって、室内への虫の侵入を防止します。

スプレーには殺虫剤が含まれるため、人体に直接噴射することはできません。また、この製品は『ユスリカ・チョウバエ』が適用害虫とされています。

虫除けスプレーのおすすめ10選まとめ

今回は、虫除けスプレーのおすすめについてご紹介させていただきました。

虫除けスプレーは成分や濃度などによって種類が異なりますが、適切な選び方は『強い効果を長持ちさせたい』『なるべく刺激が少ないものがいい』など、用途や目的によって変わってきます。

今回ご紹介した内容も参考にしながら、自分の状況や希望に合った虫除けスプレーを探してみましょう。